フウセンカズラといえば、ツル性の植物でグリーンカーテンとしも人気がある植物ですが、その実を楽しむ人も多いのではないでしょうか。
特徴的な形の実は、一見熟していないホオズキかと思う人もいるかもしれませんが、ホオズキとは違う種類の植物です。
このページでは、いろいろと魅力的なフウセンカズラの花言葉や育て方について紹介します。
フウセンカズラ(風船葛)の花言葉
フウセンカズラの花言葉は「一緒に飛びたい」「自由な心」です。
フウセンカズラ(風船葛)の花言葉の意味
フウセンカズラの花言葉には、夢見るようなとてもロマンチックな意味を持つものが多いようです。
見頃の時期にはゆらゆらと揺れる風船のように見える果実から、「一緒に飛びたい」「自由な心」といった意味の花言葉がつきました。
また、フウセンカズラの実の風船のようにぷくっとふくらんだ形は、高まる期待感を膨らませるイメージを抱かせるため、前向きな意味の花言葉が多いと考えられます。
フウセンカズラ(風船葛)の花言葉の由来
フウセンカズラは、直径3cmほどの小さな紙風船のようにふくらんだかわいらしい果実を実らせます。
色は薄い緑で、ぷくっと膨らんだ実には縦に筋が入っていて、本当に紙風船のようです。
その様子が、どこまでも自由に飛んでいきそうな愛らしい風船を連想させ、「一緒に飛びたい」「自由な心」といった花言葉の由来となりました。
飛翔
フウセンカズラには、「飛翔」というすてきな花言葉もあります。
風船のようにかわいらしく膨らんだ実には、夢が膨らんだり期待感が膨らんだりといったイメージが重なります。
さらなる活躍を期待したい大切な人へのギフトとして、フウセンカズラをそっと添えるのも良いですね。
フウセンカズラ(風船葛)はいつの誕生花?
フウセンカズラは、9月17日の誕生花です。
フウセンカズラ(風船葛)の英語の花言葉
フウセンカズラは英名は、Ballon vineです。
和名も英名もどちらも風船にちなんだ名前がつけられていますが、花言葉も「あなたと飛びたい」と共通しているようです。
フウセンカズラ(風船葛)について
かわいらしくて大変魅力的なフウセンカズラについて、いろいろ調べてみました。
意味
フウセンカズラには、「永遠にあなたとともに」という花言葉もあります。
これは、ツル性の植物は周囲のものに巻きついて伸びていってよく繁茂する特性があるため、そういった植物に共通してある縁結びの意味を持つ花言葉です。
結婚を控えたカップルに贈るのにぴったりのフラワーギフトかもしれませんね。
季節
フウセンカズラは夏から秋の始めにかけて、小さい可憐な白い花を咲かせます。
花が咲いたあと、ゆらゆらと風船のように揺れる特徴的な実が見られるのは、秋の終わり頃までです。
種類
ムクロジ科フウセンカズラ属の植物にあたり、ツル性の多年草です。
フウセンカズラに属する植物は、インドやアフリカに14種ほどが自生しているとされています。
育てかた
日当たりと水はけのよい環境を好みます。
苗の植え付けは5~6月に行い、日当たりの良い場所にネットなどのツルを這わせるものを用意して、水はけのよい土に植えましょう。
プランターを利用する場合は、深めのものを用意し、土を多めに入れます。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。暑さに強いので、夏場も特別なことをする必要はありません。