1日で枯れてしまうはかなさと繊細で美しい花姿から、「日本の美の象徴」として例えられてきた芙蓉。
そんな芙蓉の花言葉をご存じでしょうか。
ここでは、思わず誰かに贈りたくなるような芙蓉のすてきな花言葉をご紹介します。
芙蓉(フヨウ)の花言葉
芙蓉の全般的な花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」です。
どちらも女性の美しさから由来しているので、女性への贈り物としてふさわしいと言えます。
芙蓉(フヨウ)の色別の花言葉
花によっては色ごとに違う花言葉がある場合もありますが、芙蓉には特に違う花言葉はありません。
ピンク
芙蓉の花色のピンクには淡いものから、濃いピンクまでさまざまなものがあります。
白
純白の芙蓉はその美しさから富士山にも例えられます。
芙蓉(フヨウ)はいつの誕生花?
芙蓉は、11月10日の誕生花です。
フヨウカタバミの花言葉
「輝く心」「母親の優しさ」「喜び」など、こちらもすてきな花言葉がそろっています。
芙蓉(フヨウ)の英語の花言葉
芙蓉には特別な英語の花言葉はなく、同じフヨウ属のハイビスカスの「delicate beauty(繊細な美)」とされているようです。
芙蓉(フヨウ)の花について
薄く繊細な5枚の花弁を咲かせる芙蓉は、朝に花を咲かせ夕方にはしぼんでしまう1日花です。
花色は白やピンクなどで、花の命は短いものの7月から10月にかけて次々に新しい大輪の花を咲かせ、見ている人の心を楽しませてくれます。
特徴
アオイ科フヨウ属の芙蓉は、日本では室町時代から鑑賞されている中国、台湾、日本が原産の落葉低木樹です。
花だけでなく、大きな手のひらのような鮮やかな緑色の葉も特徴的で、観賞用としてとても人気があるのも頷けます。
種類
ここでは芙蓉の代表的な3つの品種をご紹介します。
八重咲きの酔芙蓉(スイフヨウ)は、1日のうちに花色を白から濃いピンクへ変色させます。
その様子がお酒を飲んで顔が赤くなっていく姿に似ていることからその名が付けられました。
草芙蓉(クサフヨウ)とも呼ばれるアメリカフヨウは北アメリカ原産で、直径10~20cmにもなる大きな花を咲かせます。
頷き姫芙蓉(ウナズキヒメフヨウ)は、深紅の花色のほか、白や淡いピンク色があり、閉じたままの蕾の状態のような下向きの花が特徴的です。