変わった形の花を咲かせるイカリソウ。イカリというと怒ったイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、イカリソウは花の形が船の錨(いかり)に似ているのでそれが由来になり名付けられたと言われています。
そんなイカリソウにはどのような花言葉が付けられているのでしょうか。ここでは、イカリソウの花言葉や花の特徴についてなどをご紹介します。
イカリソウ(錨草、碇草)の花言葉
イカリソウの花言葉は「旅立ち」「君を離さない」などです。
イカリソウ(錨草、碇草)の花言葉は怖い?
イカリソウの花言葉の「君を離さない」は束縛を意味するので捉え方によっては怖いと感じるものです。
また、イカリソウは精力剤としても効果が期待できるので、その効能と花言葉によって強い束縛を感じ怖いと感じる方も多いのではないでしょうか。
イカリソウ(錨草、碇草)はいつの誕生花?
イカリソウは、3月13日の誕生花です。
イカリソウ(錨草、碇草)の英語の花言葉
イカリソウには英語での特別な花言葉は付けられていません。
英語では、「Large Flowered Barrenwort」「Bishop’s hat」などと言われています。
イカリソウ(錨草、碇草)の花について
日本では船の錨のような花を咲かせることからイカリソウと呼ばれていますが、花や葉にはどのような特徴があるのでしょうか。
開花時期
イカリソウの開花時期は、4~5月の春です。
花の特徴
イカリソウは紫、ピンク、白などの色の花を咲かせます。先が尖った花びらが四方に広がり、先端が反り返って船の錨のような形になっているのが特徴です。
葉の特徴
イカリソウの葉は紙のようにカサカサしていて、3本に分かれた茎に3枚の葉をつけるのが特徴です。
3本に分かれそれぞれに3枚の葉をつけることから「三枝九葉草(サンシクヨウソウ)」とも呼ばれています。
種類
イカリソウには約60種類ほどの品種があると言われています。その中の「キバナイカリソウ」と「トキワイカリソウ」についてご紹介します。
キバナイカリソウ
キバナイカリソウは名前の通り黄色い花を咲かせるのが特徴です。一般的なものよりも大きく成長する品種です。
トキワイカリソウ
トキワイカリソウは東北などに自生する品種です。一般的なイカリソウは冬になると葉を落としますが、トキワイカリソウは葉を落とさないのが特徴です。