ギザギザの葉がとても特徴的な柊(ヒイラギ)は、花の咲く頃にはほのかにキンモクセイのような優しい香りがする木で、公園などで植栽されているのを見かける事も多いのではないでしょうか。
花が終わり、赤い実を付けると濃い緑色のつややかな葉とのコントラストが美しい柊の花言葉を含めた魅力をご紹介します。
柊(ヒイラギ)の花言葉
柊の花言葉は「用心深さ」「先見の明」「保護」「歓迎」です。
柊は「木」と「冬」を合わせた漢字で、秋を過ぎ、冬になる頃に花が咲くことに由来してこの名が付けられたと言われている他、ギザギザのトゲのある葉が痛むと言う意味の「疼ぐ(ひいらぐ)」と言う意味から名付けられたなど複数の由来があります。
柊(ヒイラギ)の花言葉の由来
柊の花はほのかにキンモクセイのような香りを放ち、その甘い香りに誘われて近づくとギザギザのトゲがあり触ることができないことから、「用心深さ」と言う花言葉が生まれたと言われています。また、その他の花言葉にも由来があります。
あなたを守る
柊の花言葉の「保護」は「あなたを守る」と言う意味もあり、特徴的なトゲのある葉が昔から魔除けに効果があるとされていた事が由来しています。
守りたいと思う人、例えば恋人や家族などにプレゼントをするなら、柊はとてもおすすめです。
魔除け
花言葉の一つ「保護」の由来でご紹介した魔除けは、鬼がやって来る節分に柊の小枝と焼いたイワシの頭を飾ることで、柊のトゲのある葉が鬼の目を刺し、イワシの臭いと煙で鬼を遠ざける事ができるとの言い伝えがあります。
柊(ヒイラギ)はいつの誕生花?
柊は、11月8日、12月7日、12月25日の誕生花です。
柊(ヒイラギ)の花の色別の花言葉
柊の花は白く小さく咲く花が多く、現在は色別に特定の花言葉は付けられていません。
柊(ヒイラギ)の実にも花言葉はある?
柊の実には現在は特定の花言葉は付けられていません。柊の実は花の時期が終わると赤い実をつけます。
クリスマス時期に見かけることのあるクリスマスホーリーと呼ばれているセイヨウヒイラギと柊は葉や実が似ていますが、種別や花の咲く時期などが違います。