クチナシ(梔)の花言葉は怖い?由来や誕生花についても

クチナシは、初夏に甘い香りを漂わせ白い花を咲かせます。諸説ありますが、クチナシの果実は熟しても割れることがないことから、クチナシと名付けられたと言われています。

クチナシと言う名前なので少し怖いイメージを持っている方もいらっしゃると思いますが、クチナシにはすてきな花言葉がつけられています。

ここでは、クチナシの花言葉や由来についてなどをご紹介するのでぜひ確認し、花言葉とともにクチナシをお楽しみください。

クチナシ(梔)の花言葉

クチナシの花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「清潔」「洗練」「優雅」などです。

由来

アメリカでは女性をダンスパーティーに誘うときにクチナシをプレゼントします。そのクチナシを受け取った女性の気持ちが「とても幸せです」の花言葉の由来になったと言われています。

また、甘い香りが初夏の風に運ばれる様子から「喜びを運ぶ」という花言葉がつけられ、「清潔」「洗練」「優雅」は白い美しい花びらの様子からつけられたと言われています。

クチナシの花言葉は怖い?

クチナシの花言葉は怖いと思っている方もいらっしゃるようですが、クチナシの花言葉の中に怖い意味のものはありません。

怖いとうわさされるのは、「死人に口なし」という言葉があるからだと思われます。

また、クチナシには「嫁の貰い手がない」という言い伝えがあるので、女性のいる家庭でクチナシを育てるのはやめた方がいいと言われています。この言い伝えから怖いイメージを持つのかもしれません。

クチナシはいつの誕生花?

クチナシは、5月6日、6月7日、6月30日、7月7日の誕生花です。

クチナシの色別の花言葉

花の色によって花言葉が変わる花もありますが、クチナシの花言葉は変わりません。

茶色

クチナシの花は長持ちせず、白く咲いた花が黄色くなり茶色へと変化し枯れていきます。日持ちしない花ですが、つぎつぎと花を咲かせるので長く楽しむことができます。

また、咲き終わった花は放置せずに取り除いたほうが次の花が開花しやすくなります。

クチナシの果汁が皮膚につくと青紫色に染まります。この色素が染料として使われています。

また、果実から取れる黄色の色素は、たくあんなどの着色に使われています。

クチナシは真っ白な美しい花で、花の香りもよいので、プレゼントに向いています。花言葉の意味を考え大切な方へのプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。

クチナシの種類別の花言葉

クチナシには、姫クチナシやマルバクチナシ、ヤエクチナシなどいくつかの種類があります。下記で、姫クチナシの花言葉についてをご紹介します。

姫クチナシ

少し小ぶりな花を咲かせる姫クチナシの花言葉は、「純潔」「清浄」「 純潔」「私は幸せ者」「幸せを運んでくる」などです。