バラの花言葉は愛情を意味するものが多く、大切な人へ贈る花として知られています。しかしバラの花言葉はすべてが同じではなく、同じバラでも本数によって意味が違ってきたり、色によっても違いがあるのをご存知でしょうか。
ここでは可愛らしいピンクのバラにはどのような花言葉があるのか?また注意が必要なバラについてもご紹介をいたします。
あなたの気持ちがストレートに伝わる、ピッタリなバラを見つけてください。
ピンクのバラの花言葉は愛を伝えるのにピッタリ
プロポーズとは男性にとっても女性にとっても人生で一度きりの一大イベントです。
もしプロポーズの言葉と共にバラの花束をもらう事ができるとしたらその女性にとってとても幸せな出来事であり、一生忘れる事のできない出来事になるはずです。
プロポーズ、バラの花束、という二つの言葉が合わさるとその花束の色は赤を想像する方も多いのではないでしょうか。
しかし、バラの色は赤だけではなく、様々な色の可憐なバラがあります。
赤に近い色で可愛らしい女性の象徴のような色である優しい色合いのピンクは女性でも好きな人が多い色です。
ピンクのバラもプロポーズにはピッタリの花です。
●色で変わる花言葉
ご存知かと思いますが、花は一つ一つに花言葉がつけられています。
それはわかっていても、目の前に飾られている花の花言葉を瞬時に答えられる人というのはなかなかいないかもしれません。
花言葉は花の種類によっても変わりますが、同じ種類でも色が違うと花言葉も変わるのです。
同じ種類のバラでも、赤いバラとピンクのバラでは花言葉が違い、赤いバラは情熱や愛情と言ったその姿の通り情熱的な花言葉を持つのに対し、ピンクのバラはかわいらしさ、幸福という見た目の通りの可憐な花言葉を持っています。
彼女の好きな色や、彼女の持っている雰囲気に合わせて花束を選ぶことができれば、あなたにとっても彼女にとっても忘れられない感動のプロポーズになるでしょう。
ピンク以外のバラでも愛を意味する花言葉があります
花は同じ種類でも色が違うと花言葉が違うという事をご紹介しました。
バラの花は赤やピンクだけではなく、他にも色とりどりの色があります。
自分の気持ちを表現するためにアクセントとして違う色の花をちょっと入れてみるのも良いかもしれません。
●色別 バラの花言葉
・白
色は付いていないけれど気高さと美しさを兼ね揃えている、まっさらな白いバラの花言葉は「純潔」と見ただけで納得できる花言葉があります。
白いバラには他にもう一つの花言葉があって「私はあなたに相応しい」という意味があります。
私はあなたに相応しくて純潔で愛を伝えるなんて最高のプロポーズではないでしょうか。
・紅色
赤に近いのでこちらも情熱的な花言葉です。
紅と赤は似ていますので二つを並べてみないと分からないかもしれませんが、鮮やかな色の紅は「死ぬほど恋焦がれています」という花言葉を持っています。
どれだけ好きかを表すのにぴったりな花言葉でしょう。
・青
お花屋さんでもひときわ目を引くのが青いバラです。
それまでは青いバラというのは不可能の象徴でしたが、先端技術の進歩により、青いバラを誕生させる事に成功したため、青いバラは不可能を可能にするということで、「夢がかなう」という意味を持っています。
好きな人と結婚できるなんてまさに夢がかなう事ですよね。
同じ種類のバラでも色が違う事で、花自体が持つ意味が変わり、たくさんの花言葉があります。
プロポーズは、する男性にしてみるととても勇気のいる一世一代の大イベントでしょうが、花が持つ言葉の力を借りて、花と一緒に気持ちを伝えると女性も思い出に残るプロポーズになるでしょう。
ピンクのバラで愛を伝えるなら本数にも注目を!本数が意味する花言葉について
バラは色によって花言葉が違い、意味を考えるとどのように組み合わせれば良いのかと悩んでしまいますが、本数によってもバラの花束はその意味が変わるのをご存知でしょうか。
お花屋さんでバラの花束を注文する時には、用途を聞かれてその用途に合わせて花束を作ってくれますが、本数の意味を知ってお花屋さんにオーダーしてみてはいかがでしょうか。
・1本
1本では束とは言いませんが、バラが一本の時は「あなたしかいない」という意味になります。
これ以上のプロポーズの言葉があるのかと考えてしまうほどの強い花言葉ですね。
プロポーズとなると大きな花束で、というイメージがありますが、40本くらいになってくるとそれなりの大きさが出てくるかと思います。
・40本
バラが40本集まると「真実の愛」という意味を持つようになります。
この愛は真実の愛ですので結婚してください、という意味を持たせて渡す事ができたらとても嬉しいものです。
40本のバラの花束はプロポーズだけではなく結婚記念日にもふさわしい花言葉ですので、結婚した後にも活躍しますのでこの機会に頭の片隅に置いておいてください。
・50本
100の半分という事できりの良い数字ですが、50本のバラは「永遠」という意味があります。
結婚とは永遠の愛ですから、一生大切にします、一生一緒にいてくださいという意味を込めてプロポーズに使う事も多い本数です。
・100本
バラが100本もぎっしりと束ねられた花束は女性の永遠の憧れです。
見た目も豪華絢爛なバラ100本の花束は花言葉も最高に情熱的で「100%の愛情」と見た目も意味も一生の思い出となる最高の演出となるでしょう。
99本の花束は「永遠の愛、ずっと一緒」という意味を持ち、こちらも情熱的ですので、まずは99本のバラの花束を渡してから、後から一本を手渡しにして100本にするという粋な演出方法もあるようです。
花言葉を説明しながらそうした演出をプラスするとより一層感動するでしょう。
意味がわかるとびっくり、注意が必要なバラ
どんな色でも美しいバラですが、色が変わると意味が違い、その意味がプロポーズには適さないものもありますので、注意して選んでください。
・黄色
ビタミンカラーの代表のような明るい色である黄色は、見ているだけでも気持ちが明るくなるので、ファッションでも挿し色にしたりして女性から幅広い人気を得ている色です。
そんな黄色という色ですが、黄色いバラは花言葉に注目するとプロポーズには適さないものである事がわかります。
花言葉はいくつかあり、その中には愛の告白という言葉もあるのですが、それを覆すような花言葉も持っているのです。
「愛情の薄らぎ」「恋に飽きた」という花言葉はプロポーズというには逆効果です。
・黒赤色
黒みがかった赤のバラの花言葉はプロポーズに関わらず人に贈って良い物ではないかもしれません。
「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」
聞いただけで背筋か凍りそうな花言葉で、絶対にプロポーズには適さない言葉が一堂に集まっているという感じさえ受けます。
黒いバラは永遠の愛というような花言葉を持つのですが、赤が混ざると一気にプロポーズには適さなくなりますので、細心の注意が必要です。
種類によっても変わる花言葉、彼女にピッタリなバラを見つけてください
バラの品評会などでは、素人が一見しただけでは違いが分からないけれどたくさんの種類の品種が並んでいたりします。
バラにはたくさんの品種があり、それぞれが違う花言葉を持っていたり、見た目も全然違うものがあります。
・彼女が喜ぶプロポーズとは
バラには様々な品種がありますが、同じように人間も様々な人がいます。
大きな赤いバラが好きな人、小さなバラが好きな人、人によって様々ですが自分の彼女がどのような花が好きなのか、似合うのかという事は彼氏であるあなたが一番知っているはずです。
周りに流されるばかりではなく、自分の彼女に一番ピッタリで喜んでくれそうなバラを選んでください。
プロポーズの仕方は、どのようなものにしようかとネットや雑誌などで情報を集めていくとなんだかお金をかけた方が良いように思えてくるかもしれません。
しかし、一緒にこれから歩いて行こうという事を伝えるプロポーズなのですから、そこで無理をする事が必ずしも良い事ではないのです。
身の丈に合ったあなたらしいプロポーズが彼女の心には響きます。
そしてそのプロポーズの良さはあなたとあなたの彼女にしか分からないものなのです。
自分のために何かを考えて行動してくれたという事が彼女にとってはとても嬉しく、今後も一緒にいて大丈夫だという安心感につながっていきます。
プロポーズは自己満足だけではなく、どうしたら彼女の心に残るのか、彼女がこれからも安心してくれるのかという事をよく考えて自分らしさを取り入れながら二人だけの一生の思い出になるようにすると良いでしょう。