【リナリアの花言葉】白や紫などの色別、怖い意味や英語も

リナリアという花をご存じでしょうか?ここでは、春から初夏にかけて、パステルカラーのかわいらしい花姿で花壇を彩るリナリアの花言葉を中心に、由来や怖い意味についてもご紹介します。

また色別の花言葉や特徴についても調べてみました。

リナリアの花言葉

リナリアの花言葉は「この恋に気付いて」をはじめ、「幻想」「乱れる乙女心」「断ち切れぬ想い」などです。

淡いパステル調の花が、積極的に告白できない控えめな様子を表し「この恋に気がついて」という花言葉が付けられたと言われています。

リナリアの花言葉は怖い?

「幻想」という花言葉には、少し怖いイメージもあるかもしれません。

しかし花畑で揺れるリナリアが、幻想的で美しいことから由来しており、特別怖い花言葉ではないと言えます。

また「乱れる乙女心」も、咲き乱れるように群生するリナリアが、複雑な乙女心を連想させたのかもしれません。

リナリアの花の色別の花言葉

花によっては色ごとに違う花言葉がある場合もありますが、リナリアには明確な色別の花言葉はつけられていません。

リナリア・アルバは白色の花を咲かせる人気品種です。このほかホワイト・グッピーも白い花を咲かせます。

紫色の花を咲かせるものにはバイオレットウィズ、イエローアイ・グッピー、アルピナなどの品種があります。

リナリアの英語の花言葉

リナリアの英名は、「Spurred Snapdragon(スーパーレッドスナップドラゴン)」です。

英語の特別な花言葉は付けられていないようです。

リナリアの花について

リナリアはヨーロッパ、北アフリカ原産のゴマノハグサ科の植物で、日本へは明治時代末期にやってきました。

開花時期は3月~6月で、赤やピンク、黄、紫、オレンジ、白などの花を咲かせます。

別名:姫金魚草

金魚草を小さくしたような形のため、和名は姫金魚草(ヒメキンギョソウ)です。

金魚草は花の形が唇に似ていることから「おしゃべり」「おせっかい」「出しゃばり」「大胆不敵」などの花言葉があります。

特徴

リナリアは花色が豊富で育てやすため、鉢植えでの寄せ植えや地植えとしても人気です。

流通している園芸用の品種は、ビパルティア種、マロッカナ種などが中心です。

種類

リナリアには、一年草と多年草(宿根草)の2種類があり、それぞれ開花時期や特徴が異なります。以下でご紹介します。

一年草

春から夏頃に花を楽しむことができるほか、秋に苗を植えつければ、冬の11月~12月頃に花を咲かせることもできます。

多年草(宿根草)

開花時期は5月~7月頃で、一年草よりも開花時期が短いです。

これまで紹介してきたように、リナリアの花言葉には意味深なものもありますが、切り花としても持ちの良い花なので「この恋に気付いて」という思いを込めて送ってみるのもおすすめです。