【オキナグサ(翁草)の花言葉】誕生花や由来、花の特徴など

白い毛に包まれて、うつむき加減に咲く美しい花が印象的なオキナグサ。

花が終わった後につける果実もとても個性的で、白髪頭のおじいさんに見えることからその名が付きました。

ここでは、そんなオキナグサの花言葉や怖い意味をはじめ、特徴や種類などについてご紹介します。

オキナグサ(翁草)の花言葉

オキナグサの花言葉は「清純な心」「告げられぬ恋」「何も求めない」「裏切りの恋」などです。

オキナグサ(翁草)の花言葉の由来

「清純な心」「告げられぬ恋」の花言葉は、思いをうまく伝えることができない純粋な乙女のように下向きに咲く控えめな姿から付けられました。

忠誠

一般的ではありませんが、「忠誠」という花言葉もあるようです。

何も求めない

「何も求めない」という花言葉には、花が咲いた後に綿毛を潔く風に乗せて飛ばしていく姿に由来しています。

オキナグサ(翁草)の花言葉は怖い?

「裏切りの恋」は、少し怖いと感じる花言葉ですよね。

この花言葉はうつむいて咲いていた乙女のように可憐な花が、盛りを過ぎると白髪頭の老人のように姿を一変させることにちなむと言われています。

オキナグサ(翁草)はいつの誕生花?

オキナグサは、2月5日、3月7日、4月9日の誕生花です。

オキナグサ(翁草)とは?

花が咲いた後につける果実が白く長い毛で覆われ、まるでおじいさん(翁)の白髪のように見えることからその名が付きました。

その独特な姿からおじいさんだけでなく、オバガシラ(おばあさんの頭)、猫草(ネコグサ)、幽霊花などの別名も持っています。

現在、絶滅危惧種に指定されている希少な植物です。

花の特徴

オキナグサは、キンポウゲ科オキナグサ属の多年草で、4~5月に開花時期を迎えます。

はじめは下向きですが、徐々に上向きに変わり暗い赤紫色の花を咲かせ、花が咲き終わると白い綿毛を付け種を飛ばします。

花や茎などにも白い毛が生えており、先述した通り果実は長く白い毛に覆われる非常に個性的な姿です。

種類

オキナグサは世界に約50種類あると言われています。

ヨーロッパ原産で、日本に明治時代の中頃に渡来した「セイヨウオキナグサ」は藍色や赤紫だけでなく白やピンクの花を咲かせる流通量の多い品種です。

鈴のような可愛らしい青紫色の花を咲かせる「カシポオキナグサ」は、比較的育てやすい品種です。