ハボタン(葉牡丹)の花言葉|黒など色別や由来、学名など

ハボタンは、キャベツの様な姿と美しい色あいで人目を引く植物です。

牡丹に似ていますが、花に色がつくのではなく葉に色がつくので葉牡丹(ハボタン)という名前が付けられました。

そんなハボタンの花言葉や由来、誕生花などをはじめ、特徴や種類についてもご紹介します。

ハボタン(葉牡丹)の花言葉

ハボタンの全般的な花言葉は「利益」「祝福」「慈愛」「愛を包む」「物事に動じない」です。

ハボタン(葉牡丹)の花言葉の由来

ポジティブな意味が多いハボタンの「利益」「祝福」の花言葉の由来について詳しく紹介します。

利益

「利益」の花言葉は、キャベツの花言葉「利益」から由来しています。

中国三国時代の戦場で、諸葛孔明がキャベツを栽培して兵士の食料にしたことにちなんでいるようです。

祝福

紅白のコントラストが美しいハボタン。

縁起が良い組み合わせの色の代表といえる紅白のコントラストから「祝福」という花言葉の意味が付きました。

ハボタン(葉牡丹)はいつの誕生日の花?

ハボタンは11月27日、12月4日、12月30日の誕生花です。

黒いハボタン(葉牡丹)の花言葉は?

葉の色は、白、紫色、赤色、ピンク色、緑色などがあります。いろいろな色がありますが色別の花言葉はありません。

バラのような高貴な美しさを持つ希少な黒のハボタン「ブラックルシアン」という品種もありますが、特別な花言葉はないようです。

ハボタン(葉牡丹)の花について

ハボタンはキャベツのような見た目ですが、野菜としては扱われていません。

英語では「Flowering kale(花のようなケール)」「Ornamental kale(観賞用のケール)」「Ornamental cabbage(観賞用のキャベツ)」などと呼ばれます。

学名

学名は「Brassica oleracea var. acephala」。

アブラナ属の学名「Brassica(ブラシカ)」は、古いラテン名で「キャベツ」を意味しています。

特徴

葉牡丹は牡丹に似た艶やかな葉を持つことから名前が付けられました。

ハボタンが花を咲かせる季節は春ですが、基本的には冬に葉を観賞して楽しみます。

種類

観賞用ハボタンの代表的な種類を3つご紹介します。

「東京丸葉系」は江戸ハボタンとも呼ばれる種類です。寒さに強く栽培しやすい、最もオーソドックスな種類です。

「名古屋縮緬系」は葉の縁に波がありボリュームのある種類です。

海外から日本に伝わった「さんご系」という品種は、サンゴの様な華やかな見た目が印象的です。