ホトトギスの花言葉|「恥ずかしがり屋」の由来や特徴、種類

ホトトギスと言えば鳥を思い浮かべる人が多いと思います。ホトトギスの花はお盆を過ぎたころから山野で見られ、ひっそりと涼しげに咲く多年草です。秋の訪れを感じる可憐な花、ホトトギスの花言葉について説明します。

ホトトギスの花言葉

ホトトギスの花言葉は、「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」「永遠の若さ」「恥ずかしがりや」などがあります。

ホトトギスの花言葉の由来

夏から秋の長期間ひたむきに咲き続ける様子が由来とされています。

恥ずかしがり屋

ホトトギスは日なたにあまり強くない植物で自生する場所は半日陰、少しかくれた恥ずかしがりやのイメージにぴったりです。

キバナノホトトギスの花言葉

鮮やかな黄色い花を咲かせるキバナノホトトギスの花言葉は「夢よりすてきな現実」です。

キバナノホトトギスは大変珍しく絶滅危惧種に指定されています。

ホトトギスの花について

ホトトギスは鳥のホトトギスが霊長とされていたことから、古くから格調高い花とされ茶花や生け花で親しまれてきました。

特徴

花にある紫色の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ています。

山や崖、斜面などの半日陰で適度に湿っていて、水はけの良い場所に生育します。

めしべが非常に長くその周りにプロペラ上に広がった花びらがあります。

種類

ホトトギスは東アジアを中心に分布し、約20種類が確認されています。そのうち13種が日本で確認され、うち11種は日本の固有種です。

日本の山地でよく見られるヤマジノホトトギス、赤紫の花に白紫の斑点模様のタイワンホトトギス、釣鐘上の花を咲かせるジョウロウホトトギスなどがあります。

花の色は白で紫の斑点模様が入っているものが一般的ですが、珍しいものでは真っ白な種類もあります。