黄色や赤などの可愛らしい花を咲かせるハナビシソウ。花の形が、家紋の花菱に似ていることからその名が付けられたと言われています。
そんなハナビシソウには、どのような花言葉が付けられているのでしょうか。ここでは、ハナビシソウの花言葉や誕生花について、また花の特徴についてなどをご紹介します。
ハナビシソウの花言葉
ハナビシソウの花言葉は「成功」「富」「私を拒絶しないで」です。
ハナビシソウの原産地はアメリカ西部で、そこではたくさんのハナビシソウが咲いていてあたり一面黄金色に染まると言います。
その様子を見た探検家たちが、黄金の西部と呼びこれが「成功」「富」の花言葉の由来になったと言われています。
ハナビシソウの花言葉には怖い意味もある?
ハナビシソウの花言葉は上で紹介したものなので怖いものはありません。ただ、捉え方によっては、「私を拒絶しないで」が怖いと感じる方もいらっしゃると思います。
「私を拒絶しないで」の花言葉は、ハナビシソウが主に黄色い花を咲かせる事が由来になったと言われています。
西洋では黄色い花は、裏切りや異端などネガティブなイメージが強いです。ハナビシソウにしてみれば黄色い花を咲かせるだけで、ネガティブに思われるのは納得できないですよね。
そんなハナビシソウの「黄色だからって私を拒絶しないで」という気持ちが、花言葉の由来になったと言われています。
ハナビシソウはいつの誕生花?
ハナビシソウは3月11日、3月24日、5月13日の誕生花です。
ハナビシソウの英語の花言葉
ハナビシソウの英語の花言葉は「Do not refuse me(私を拒絶しないで)」です。
ハナビシソウの花について
ハナビシソウは、明治時代に日本にきたと言われていて、「カリフォルニア・ポピー」や「ゴールデン・ポピー」とも呼ばれています。下記では、花の特徴や種類、開花時期についてをご紹介します。
特徴
ハナビシソウの花は7~10cmほどの大きさで、日中開花し、夜や雨の日には閉じる特徴があります。
また、寒さに強い植物ですが湿気には弱いので、梅雨の時期には終わってしまいます。
種類
ハナビシソウは、ケシ科ハナビシソウ属で「オレンジ・キング」や「ローズ・シフォン」「ヒメハナビシソウ」などの種類があります。
オレンジ・キング
改良品種で、オレンジ色の大輪を咲かせます。大きな花を咲かせるのでとても華やかです。
ローズ・シフォン
ピンク系の花を咲かせる種類です。半八重咲きの花を咲かせるのでとても可愛らしいです。
ヒメハナビシソウ
小さいタイプのハナビシソウで、薄い黄色の花を咲かせます。
開花時期
ハナビシソウの開花時期は、4月~6月の春から初夏にかけてです。