見た目や香りで私たちを楽しませてくれる花には、いろいろな花言葉があります。
花というイメージから、華やかなイメージの言葉ばかりを想像してしまうかもしれませんが、このようなイメージとは程遠い暗いイメージの花言葉も存在します。中でも「死」を連想させるような花言葉をご紹介します。
「死」を意味する花言葉
入院をしている友人へお見舞いに花を持っていかれる方は、鉢植えや、病室で香りが強く感じてしまうものなどは避けていると思います。
それ以外に気をつけたいのが、贈る花にまつわる花言葉です。特に「死」を連想させるような花言葉を持つ花を贈ることは避けましょう。
死を表す怖い花
死を表す花言葉は、私たちが日頃目にする花にあります。
デイジーや、白いスミレ、アイビー、ワスレナグサ、紫のヒヤシンスなど、直接「死」と言う言葉が花言葉には表記されていなくても、「死」を連想させる花言葉はたくさんあります。
百合の花言葉
大振りな花びらを持つ百合の花言葉には「純潔」や「無垢」などがありますが、色によって、花言葉の意味が変わります。
黒百合には「呪い」や「復讐」などの花言葉があり、戦国時代の武将佐々成政によって引き起こされた悲しい事件が由来していると言われています。
スノードロップの花言葉
白い花びらで寒さの残る早春に咲くスノードロップの花言葉は「希望」や「慰め」などがありますが、イギリスでは死をもたらす花という伝説や言い伝えなどがあります。
「死神」を意味する花言葉
死神とは、人の生命を司る神として知られています。
料理に彩りを添えるパセリは野菜のイメージが強いと思いますが、6~7月頃に小さな粒のような白い花がたくさん咲きます。
パセリの花言葉には、「勝利」や「祝祭」など明るいイメージがある一方で「死の前兆」と言う死神をイメージさせるような花言葉もあります。
「死を悼む」を意味する花言葉
亡くなった方に対して死を悼む気持ちを表した花言葉もあります。
紫や青い色の花びらを持つ紫苑(シオン)は、親しみのある花として人気ですが、その花言葉は「追憶」や「君を忘れない」などの意味があります。
花言葉の由来が母の死を悼む兄弟の話から来ていると言われているため、紫苑の花言葉は死をイメージさせるとされています。
「死を望む」を意味する花言葉
先ほどもご紹介したスノードロップの花言葉にはいくつかあり、その1つに「あなたの死を望みます」というのがあり、このような意味の言い伝えが生まれたとされているイギリスの農村地方では、家に持ち込むと不幸が起こると言われているそうです。