勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉は怖い?青、ピンクの色別も

可愛らしい小さな花をたくさん咲かせる勿忘草。紫や白、ピンクなど可愛らしい可憐な花を咲かせますが、さみしげな名前が付けられています。

これは、中世ドイツのある悲しい恋の伝説から付けられたと言われています。また、この伝説から花言葉も付けられているので勿忘草の花言葉は少しさみしげなものがあります。

勿忘草の花言葉や伝説についてなど詳しくご紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉

勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」です。

勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉は怖い?

勿忘草の花言葉は上記で説明したものなので怖い意味のものはありません。

ですが「私を忘れないで」の花言葉は、好きな人や親しい人からプレゼントされる場合には良い意味として捉えることができますが、あまり親しくない人や別れた人などからプレゼントされると、重い、怖いと思われることもある花言葉なので注意が必要です。

勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉の由来

勿忘草の花言葉は、中世ドイツの悲しい伝説が由来になっています。下記でその伝説についてご紹介します。

私を忘れないで

騎士ドルフと恋人のベルタがドナウ川の岸辺を散歩していたときに、ベルタは岸辺に咲く美しい花を見つけました。

その美しい花をベルタにプレゼントしようと思いドルフが花を取りにいったのですが、足を滑らせてしまい川に流されてしまいました。

川に流されたドルフは最後の力を振り絞って取った花を川岸に投げ「私を忘れないで」と言い亡くなってしまいました。

残されたベルタは亡きドルフを思い生涯この花を身につけ続けたという伝説です。

この伝説から、「私を忘れないで」「真実の愛」が付けられました。また花の名前もこの伝説から付けられました。

勿忘草(ワスレナグサ)の色別の花言葉

勿忘草といえば何色の花を思い浮かべるでしょうか。下記では色別の花言葉についてご紹介します。

青い勿忘草の花言葉は「誠の愛」です。全体を指す花言葉の中に「真実の愛」があり、同じように偽りのない愛を意味します。

ピンク

ピンクの勿忘草の花言葉は「真実の友情」です。ヨーロッパでは友情の象徴として勿忘草を扱うことから付けられたと言われています。

紫の勿忘草だけの花言葉はありません。全体を指す花言葉と同じと考えましょう。

勿忘草(ワスレナグサ)の英語の花言葉

勿忘草の英語の花言葉は「true love(真実の愛)」「memories(思い出)」です。

勿忘草(ワスレナグサ)とは?

勿忘草は草丈15~50cmほどで、4月~6月に花を咲かせます。1つ1つは6~9mmほどの小さな花ですが、いくつかの花が集まって咲くのでそこまで小ささを感じません。

暑さに弱い植物ですが、自然と落ちた種でどんどん繁殖することができるとても強い植物です。