イチョウ(銀杏)の花言葉と由来。葉や木、英語についても

街路樹や学校、神社などでよく見かけるイチョウの木にも花言葉があります。この記事ではイチョウの花言葉やその由来についてご紹介します。

また、イチョウは生きる化石と言われているすごい木であると知っていましたか?イチョウの木についての特徴や種類についてもご案内します。

イチョウ(銀杏)の花言葉

イチョウの花言葉は「長寿」「鎮魂」「荘厳」「しとやか」です。

葉の花言葉

葉の形が特徴的なイチョウですが、葉っぱだけに付けられた花言葉はないようです。

木の花言葉

イチョウの花言葉はイチョウの木全体を示すため、ご紹介した通り「長寿」「鎮魂」「荘厳」「しとやか」が花言葉です。

色付いたイチョウ並木は絵になりますが「詩的な愛」という花言葉も付けられています。

イチョウ(銀杏)の花言葉の由来

「鎮魂」は花言葉としてはあまり聞きなじみのない言葉かもしれませんが、神社仏閣に御神木として植えられていることが多いため、その花言葉が付いたとされています。

長寿

「長寿」の由来は、イチョウは樹齢1000年を超えることもある長生きの木としても有名で、氷河期を乗り越えた木とされています。

そのため、長生きの象徴として長寿の花言葉が付いた説があります。

イチョウ(銀杏)の英語の花言葉

イチョウの英語名は「Maidenhair Tree」です。

花言葉は国によって違う意味がありますが「Tenacity and calm」や「he represents eternal love」という花言葉を持っている地域もあるようです。

イチョウ(銀杏)について

街路樹などにも使われていて、日本人にとってもなじみ深いイチョウは、黄色い葉やその種の中身を食べられるのが特徴的ですが、他にどんな特徴があるのか、イチョウの木についてご紹介します。

特徴

花言葉の由来でもご紹介しましたが、とても長生きな木というのが特徴です。

現在ある木の種類の中ではイチョウ類の木は最古の木の一種で、2億年前の時代にはあったとされています。

恐竜で有名なジュラ紀の時代にたくさんのイチョウ類の木が当時の世界中に生えていたと考えられており、今も化石として発掘されています。

種類

大昔はたくさんの種類があったと言われているイチョウですが、氷河期などでその多くが絶滅してしまいました。

日本にあったイチョウ類の木も約100年前に絶滅してしまったとされ、今世界中で見ることのできるイチョウは、中国で生き残っていたとされるイチョウ一種類のみです。

そのため、国際自然保護連合の絶滅危惧種に指定されています。街中でもよく見かける木ですが、実はレッドリストの絶滅危惧種の貴重な木なのです。