ムスカリの花言葉と誕生花。「明るい未来」や紫、白の色別も

春にかわいい花を咲かせるムスカリは、丈夫で育てやすいのでガーデニング初心者にも人気のある植物です。

小さくて控えめだけれど、群生すると見応え満点の存在感を増すムスカリには、どのような花言葉があるのでしょうか。

ムスカリについて、花言葉やその由来、花の特徴や種類などについて紹介します。

ムスカリの花言葉

ムスカリの花言葉は「失望」「失意」「明るい未来」「夢にかける思い」というものがあります。

ムスカリの花言葉の由来

西洋では、青い色の花は悲しみをあらわす花として扱われる場合があり、青系の花を咲かせるムスカリにも「失望」「失意」という意味の花言葉がつけられたようです。

ですが、ムスカリには明るい前向きの意味の花言葉もありますので、以下で紹介します。

明るい未来

「失望」「失意」という悲しい意味の花言葉があるムスカリですが、そこから前を向いて立ち上がるという意味で、「明るい未来」という花言葉がムスカリにはあります。

夢にかける思い

他にもムスカリには、「夢にかける思い」というポジティブな花言葉があります。

こちらの花言葉も、失意から立ち直って前に進んで行くという意味でつけられました。

ムスカリの花の色別の花言葉

ムスカリには、青系の色の他にも白や黄色、ピンク色の花がありますが、色別の花言葉は特にありません。

ムスカリはいつの誕生花?

ムスカリは、1月30日、2月26日の誕生花です。

ムスカリの花について

ムスカリは、春に花を咲かせる球根植物です。寒さに強く丈夫で育てやすいので、グランドカバーとしても利用されます。

背丈が15cmほどと、小さい植物ですが群生させると青いカーペットを敷いたように見応えがあります。花の見頃は3〜5月です。

別名

ムスカリは、グレープヒアシンスという別名があります。

これは、鈴なりに咲くムスカリの花がブドウの実のように見えることからつけられました。

特徴

ムスカリは球根植物ですが、自然分球ですので植えっぱなしでも毎年開花するという特徴があります。

種類

ムスカリといえば青や紫系の花の色を思い浮かべるかもしれませんが、黄色やピンク、淡い水色などの花を咲かせるものや、2色咲きのユニークな品種などもあります。以下で、ムスカリの新しい品種をいくつか紹介します。

ムスカリ・エスター

ほとんど白色の花のように見えるムスカリですが、よく見ると淡いブルーがかった花になっています。

ムスカリ・オーシャンマジック

白と淡いブルーがグラデーションになっているようにも見える、複色カラーのムスカリです。

ムスカリ・マウンテンレディー

花房の頂点の部分が白く、下方が淡いブルーになっている2色咲きのムスカリです。白い帽子をかぶったレディーのような花姿をしています。