ハンギングできる観葉植物、または壁やグランドカバーとして使われることの多いアイビーは、育てやすい植物とされていて初心者の方にもおすすめの植物です。
さらに色や形が違う種類も多いアイビーは、シーン別に選ぶことができます。花言葉や、ひっそりと咲く花についてなどアイビーの魅力をお伝えします。
アイビー(ヘデラ)の花言葉
アイビーの花言葉は「永遠の愛」「友情」「不滅」「結婚」「誠実」「信頼」などです。
観葉植物として飾られることの多いアイビーは、花言葉の意味を含めてウエディングシーンで使われる事も多い植物です。
花言葉の「永遠の愛」や「友情」「結婚」などは、アイビーが枯れることがなく、木や石垣などに絡まって育つことから、人との繋がりや絆が切れないイメージがあり、このような花言葉になったと言われています。
アイビー(ヘデラ)の花言葉は怖い?
アイビーの花言葉に怖い意味は含まれていませんが、考え方によっては怖い意味になってしまう花言葉もあります。
死んでも離れない
アイビーは、ツタを伸ばして、木や石垣に絡みつきながら育ちます。その様子から「死んでも離れない」という花言葉が生まれたようです。
ポジティブに考えると、ずっと愛している意味になるのでしょうが、贈る相手によってはその花言葉に込められた気持ちが怖くなってしまうかもしれません。
アイビー(ヘデラ)の色別の花言葉
アイビーの花は品種によってさまざまな色の花が咲きます。
赤
赤のアイビーに現在は特定の花言葉は付けられていませんので、全般の花言葉が使われます。
紫
紫のアイビーに現在は特定の花言葉は付けられていませんので、全般の花言葉が使われます。
青
青のアイビーに現在は特定の花言葉は付けられていませんので、全般の花言葉が使われます。
マーガレットアイビーの花言葉
マーガレットのような花が咲き、アイビーのようにツルが伸びるマーガレットアイビーは、アイビーと言う名がつけられていますが、アイビーはウコギ科キヅタ属でマーガレットアイビーはキク科サワギク属の植物なので、アイビーとは異なります。
アイビーの花と違う点は、マーガレットアイビーは大きめの黄色い花が咲くところです。マーガレットアイビーの花言葉は「変わらぬ思い」です。
ハートアイビーの花言葉
ハートアイビーは、「ヘデラ・へリックス・スイートハート」や「ヘデラ・カナリエンシス・バリエガータ」などの種類のアイビーで、その名の通りハートの形をした葉です。
ハートアイビーは現在は特定の花言葉が付けられていませんので、全般の花言葉が使われます。
ヘデラベリーの花言葉
シャープな葉と黒い実が特徴的なヘデラベリーの花言葉は「死んでも離れない」「永遠の愛」「友情」「結婚」などアイビーの全般的な花言葉とほぼ同じです。
アイビー(ヘデラ)はいつの誕生花?
アイビーは1月21日の誕生花です。
アイビー(ヘデラ)の花について
アイビーは育てやすい観葉植物としてとても人気があります。
学名:ヘデラ・ヘリックス
アイビーは学名のヘデラヘリックスや、ヘデラなどと呼ばれることがあります。
「Hedera(ヘデラ)」とはラテン語の「haerere(しがみつく)」やギリシャ語の「hedra(葉が密集する)」などが語源と言われています。
また「Helix(へリックス)」はねじれやらせんを意味します。
風水効果
アイビーは金運を高める風水効果が期待できる植物として人気があります。
主にトイレ、お風呂、キッチンなど水を使う場所に置くと良いでしょう。
特徴
アイビーはどんどん伸びていくツルや、品種によって色や柄が変わる葉がとても特徴的で、咲いている期間がとても短い小さな花が注目されることはなかなかありません。
その理由は、アイビーの花が咲く条件が、ある程度年数がたっている株だからかもしれません。
また、花が咲く品種も限られているので、アイビーの花を咲かせたいなら、花の咲く品種のアイビーと根気が必要です。
種類
アイビーは500種以上の種類があると言われていて、その種類ごとに葉の色や柄、大きさ、形などさまざまです。
その豊富な種類の中でも人気のあるアイビーをいくつかご紹介します。
ヘデラ・ヘリックス
アイビーの中でも定番の種類で、「イングリッシュアイビー」や「セイヨウキヅタ」などと呼ばれることもあります。ヘデラ・ヘリックスの葉は5~10cmほどの星のような形をしています。
ヘデラ・へリックス・ピッツバーグ
花壇や、寄せ植え、壁面などで育てるのにおすすめなヘデラ・へリックス・ピッツバーグは、濃い色の葉と白い葉脈の色が目を引き、秋には紅葉を楽しむことができます。
ヘデラ・へリックス・ゴールドチャイルド
カエデのような葉の形にクリームイエローの斑模様が特徴的なヘデラ・へリックス・ゴールドチャイルドは、やわらかい印象のある種類で、色の濃い壁や背景におすすめです。
ヘデラ:へリックス・グレーシャー
白い斑入りの葉が特徴的で、公共の施設や学校などで多く使われる種類のヘデラ・へリックス・グレーシャーは、グランドカバー(地面を覆う植物)として人気があります。
また、ツルが上下に絡む力が強いので、壁をアイビーで覆う時にはおすすめです。
ご紹介したアイビーの種類はほんの一部です。飾る場所によって、種類が変えられるアイビーは、育てやすいものが多く、また、花言葉も一部を除き魅力的なものが豊富です。贈り物の他、ご自宅用としてもいかがでしょうか。