夏になるとシンプルで可憐な白い花を咲かせ、秋には実をつけるヤマボウシ。
花だけでなく、おいしい実をつけることで季節ごとに私たちを楽しませてくれるのが魅力です。
そんなヤマボウシの花言葉を中心に、誕生花や特徴についても調べてみましたので、ぜひ参考にしてください。
ヤマボウシ(山法師)の花言葉
ヤマボウシの花言葉は「友情」です。
ヤマボウシ(山法師)の花言葉の由来
花言葉の「友情」は、花の形状などが似ているハナミズキ(花水木)の花言葉である「返礼」から由来しています。
明治時代に東京市長がサクラを贈ったお返しとして、アメリカ・ワシントン市から贈られてきた友好関係から「友情」の意味が付けられました。
ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)
近縁種のハナミズキ(別名アメリカヤマボウシ)はアメリカを代表する花で、2つの州花にも指定されています。
ハナミズキには先ほど紹介した「返礼」のほか、「私の思いを受けとめてください」「華やかな恋」「永続性」というの花言葉があります。
ヤマボウシはいつの誕生花?
ヤマボウシは6月15日の誕生花です。
ヤマボウシについて
ヤマボウシは6~7月に純白の美しい花と、赤い実をつける落葉高木です。
4枚の尖った純白の花弁(総苞片)の中心に小さな緑色の花が咲いています。
この中心の花姿を坊主頭に例え、白い花弁の頭巾をかぶった山法師に見えることからその名が付けられました。
花の色
白が一般的なヤマボウシ。花によっては色ごとに違う花言葉がある場合もありますが、ヤマボウシには明確な色別の花言葉は設定されていません。
緑
花弁の色は品種によって白、黄色、ピンク、赤などがありますが、緑色はないようです。
花が開き始める時期の状態は、緑色に近いと言われています。
ピンク
ピンク色の花を咲かせるのは、ベニバナヤマボウシ(紅富士)やミスサトミ、ステラーピンクなどの品種です。
実
秋になると楽しめるヤマボウシの実を生のまま食用として楽しむことができます。
熟した実はマンゴーのように甘く、生食だけでなくジャムや果実酒などにも利用されます。