ネジバナは公園などに咲いていて、ねじねじとらせん状に巻き付くように花を咲かせている少し変わった花なので、印象に残っている方も多いかと思います。
この個性的なネジバナにも花言葉が存在します。ここでは、ネジバナの花言葉や由来についてなどをご紹介します。
ネジバナ(捩花)の花言葉
ネジバナの花言葉は、「思慕」です。個性的な見た目ですが、よい花言葉がつけられているのです。
思慕
「思慕」とは、相手を思い慕うこと、恋しく思うことを意味します。由来については下記でご説明します。
ネジバナ(捩花)の花言葉の由来
「思慕」とつけられて由来は、万葉集の歌に使われたからだと言われています。
「芝付の 御宇良崎なる 根都古草 逢ひ見ずあらば 吾恋ひめやも」の中の根都古草がネジバナのことです。
この歌の意味は「あなたに出会うことがなければ、こんなに恋で心苦しむことはなかったのに」です。
ネジバナ(捩花)の誕生花
ネジバナは、7月4日の誕生花です。
ネジバナ(捩花)の英語の花言葉
ネジバナは、英語で「Lady’s tresses(婦人の編んだ髪)」とも呼ばれています。英語での特別な花言葉は存在しないようです。「思慕」の英語は「Longing」です。
ネジバナ(捩花)の花の特徴
ネジバナの花の特徴は、花がねじれていることです。花茎を真っすぐに伸ばし、らせん状に巻き付くようにしてピンクや白い花を咲かせます。
ねじれ方は、右巻きや左巻き、途中でねじれ方が変わるものなどがあります。
可愛らしく咲くネジバナは、身近に咲いていることが多いので見つけた際は、ねじれ方や花の様子をよく観察してみてくださいね。