花言葉で「恋」や「恋愛」を意味する花|片思いや怖い意味も

皆さんは「恋」をしたら、どんな気持ちになりますか。そして、その気持ちを相手にどうやって伝えていますか。

積極的に言葉で伝えることができる人もいれば、なかなか直接伝えることは難しい人もいることと思います。

今回は、そんな「恋」に関する花についてご紹介します。

恋にぴったりな花言葉

恋愛にまつわる花言葉を持つ花はたくさんあります。片思い、両思い、失恋…。

伝えたい思いや今の気持ちを、花言葉とともに相手に伝えてみてはいかがでしょうか。

恋の予感を意味する花言葉

「恋」は始まる瞬間、始まってからが一番楽しいという意見も聞きますよね。そんなうきうきした気持ちや恋をした瞬間にぴったりな花言葉があります。

エーデルワイス

花言葉は「初恋の感動」。スイスやオーストリアの国家で、その幻想的な見た目と高山に生息していることから「スイスアルプスの妖精」とも呼ばれています。

ポピー

花言葉は「恋の予感」。原産地はヨーロッパで、市場に出回っているものの多くがアイスランドポピーと呼ばれる品種ですが、各国で名称が分かれており、日本では雛芥子(ヒナゲシ)と呼ばれている花です。

ライラック

花言葉は「恋の芽生え」です。ライラックも色がさまざまですが、紫のライラックには恋にまつわる花言葉があります。

これは、ライラックの葉がハートの形をしていることからちなんでいます。

また、ライラックの花びらは通常4枚ですが、5枚の花びらのライラックを見つけたら誰にも言わず飲み込むと愛する人と永遠に結ばれるという言い伝えもあります。

片思いを意味する花言葉

「片思い」とひとくちに言っても、嬉しい気持ちなのか苦しくつらい気持ちなのか、その思いは人それぞれです。

キンセンカ

花言葉は「静かな思い」です。花言葉の由来は、ギリシャ神話の中で水の精(クリティ)が太陽神(アポロン)に恋をして静かにじっと太陽を見つめていたことからくるそうです。

ヒマワリ

花言葉は「恋慕」「あなただけを見つめる」です。特に後者は、ひまわりは太陽の方に向かって花を咲かせることからきています。

ヒマワリはバラと同様に、本数によって持つ意味が変わります。また、ポジティブな印象から、夏ではバラの代わりにヒマワリを用いてプロポーズする方も多いようです。

恋をしている人には怖い花言葉

恋をしているとウキウキしたり気持ちが上を向くような花言葉が浮かびますが、一方で恋愛にまつわる花言葉でもネガティブな意味のものも多く存在しています。

マリーゴールド

良く見聞きするマリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」です。花は色により花言葉が変わりますが、マリーゴールドはどの色でもあまりポジティブな花言葉は持っていません…。贈り物としては不向きな花かもしれません。

スカビオサ

花言葉は「不幸な愛」「私は全てを失った」です。ギリシャ神話において美少年(ヒュアキントス)が大量の血を流して死んでしまった際に、その血から紫の花を咲かせたことからちなんでいるそうです。

呪い

「恋」にまつわる花言葉は、ポジティブなものだけではなくネガティブなものも多く存在します。

愛ゆえに相手への過度な感情やいさかいが起こってしまうことも良くありますよね。

ゼラニウム(白)

ゼラニウムには赤やピンク、黄色などさまざまですが、白いゼラニウムの花言葉は「私はあなたの愛を信じない」です。

しかし、一方で赤いゼラニウムは「君ありて幸福」と相手がいる事への感謝、幸福の意を表しているので、贈り物に選ぶのであれば赤を選ぶと良いでしょう。

クロユリ

花言葉は「恋」「呪い」です。一見相反する花言葉ですが、「恋」の方はアイヌ民族では、好きな人のそばにクロユリをそっと置き、相手がその穂穴を手にしてくれたら結ばれるという言い伝えからきています。

一方「呪い」の方は「黒百合伝説」という言い伝えから、戦国の時代の武将の妻が密会を通して宿した子が他人の子と分かり、武将が烈火のごとく怒り妻を殺してしまった際に、妻(小百合)が「山にクロユリが咲いたら一族は滅亡する」と呪いの言葉を残したところから由来しているそうです。