マリーゴールドの花言葉は怖い?「絶望」や「生きる」の由来

オレンジや黄色の元気な印象の花を咲かせるマリーゴールド。暑さに強い植物なので、花壇などに使われることも多くよく見かけることがあると思います。

そんなマリーゴールドには少し怖い花言葉が存在します。ここでは、マリーゴールドの花言葉や、由来についてなどを詳しくご説明します。

マリーゴールドの花言葉は?

マリーゴールドの花言葉は「絶望」「嫉妬」「悲しみ」「友情」などです。

マリーゴールドの花言葉には怖い意味もある?

マリーゴールドは元気な見た目とは違い「絶望」や「嫉妬」など少し怖い意味を持った花言葉が付けられています。どのようなことが由来になったのでしょうか。

絶望

「絶望」と付けられた由来は諸説ありますが、太陽神アポロンの話についてをご紹介します。

水の妖精クリスティはアポロンに好意を持っていましたが、アポロンにはすでに王女レウトコエという恋人がいました。

2人の仲に嫉妬したクリスティは、2人の仲を国王であるレウトコエの父に告げ口します。

2人の仲を知った国王は怒りレウトコエを殺してしまいました。その事を知ったクリスティは自分のしてしまったことを後悔しアポロンを見つめ続けました。するとクリスティの体がマリーゴールドに変わったという話です。

この話から「絶望」「嫉妬」「悲しみ」が付けられたと言われています。

マリーゴールドの花言葉の由来

マリーゴールドには、上で説明したような怖い花言葉だけでなく「友情」や「生きる」といった良い意味の花言葉も存在します。

生きる

アフリカンマリーゴールドという種類の花には「逆境を乗り越えて生きる」という花言葉が付けられています。

これは、アフリカンマリーゴールドがどんな気候の場所でも、力強く生きていける植物だということが由来になったと言われています。

友情

「友情」と付けられた由来はわかりませんでしたが、元気いっぱいに見えるマリーゴールドにピッタリの花言葉ではないでしょうか。

あまり良いイメージではない花言葉が多いマリーゴールドですが、友情という意味でプレゼントに選んでみてはいかがでしょうか。

マリーゴールドの花の色別の花言葉

マリーゴールドといえば黄色やオレンジですが、色別の花言葉の違いはあるのでしょうか。下記で色別の花言葉をご紹介します。

オレンジ

オレンジのマリーゴールドの花言葉は「真心」「予言」などです。

白いマリーゴールドは品種改良で作られた花なので、今のところ特別な花言葉は存在しません。全体の花言葉と同じと考えましょう。

紫色のマリーゴールドにも花言葉は存在しません。全体の花言葉と同じと考えましょう。

マリーゴールドの花

マリーゴールドは草丈が20~100cmになる一年草の植物で、5cmほどのオレンジや黄色などの花を咲かせます。

寒さに弱いですが暑さには強く、一重咲きや八重咲きなどの種類があります。

開花時期

開花時期は、4月~11月頃の春から秋にかけてです。

仲間

マリーゴールドにはいくつかの種類がありますが、ここでは「フレンチマリーゴールド」と「アフリカンマリーゴールド」についてご紹介します。

フレンチマリーゴールド

フレンチマリーゴールドは、八重咲き、一重咲きの小ぶりな黄、オレンジ、赤色の花を咲かせます。花言葉は「いつも側に置いて」です。

アフリカンマリーゴールド

アフリカンマリーゴールドは、八重咲き、ボール咲きで黄色の大きな花を咲かせます。日本に最初にやってきた品種と言われています。上でも紹介しましたが、花言葉は「逆境を乗り越えて生きる」です。