ポインセチアの花言葉「結婚しない」とは?青や赤などの意味

クリスマスの時期になると店先などでよく見かけるようになるポインセチア。

赤い花が咲いていると思っている方も多いかと思いますが、実はあの赤い部分は花ではありません。

また、赤だけではなくピンクや白などのポインセチアもあります。そんなポインセチアにはどのような花言葉がつけられているのでしょうか。

ここでは、ポインセチアの花言葉や由来、花のしくみについてなどをご紹介します。

ポインセチアの花言葉

ポインセチアの花言葉は「私の心は燃えている」「祝福する」「幸運を祈る」「聖夜」「清純」です。

ポインセチアの花言葉の由来

「私の心は燃えている」の花言葉は、ポインセチアの鮮やかな赤が由来になったと言われています。

また、「祝福する」「幸運を祈る」「聖夜」はポインセチアがクリスマスを彩る花だというところから付けられたと考えられます。

「清純」は、メキシコの先住人が赤いポインセチアを清純のシンボルとしたことから付けられたと言われています。

結婚しない

ポインセチアの花言葉に「結婚しない」があると思っている方もいらっしゃるようですが、上でも紹介したようにポインセチアの花言葉に「結婚しない」は存在しません。

これは、ドラマ「結婚しない」でポインセチアが使われたことからうわさになり、花言葉だと思っている方がいるのだと思います。

幸せ

「幸せ」という花言葉もポインセチアには存在しません。これもドラマ「結婚しない」の中で「幸せを祈る」という形で使われたことから言われていることと考えられます。

「幸運を祈る」と似ている花言葉ではありますが、「幸せ」の花言葉は存在しません。

ポインセチアの色別の花言葉

ポインセチアには赤のほかに、白やピンクなどもあります。色別に花言葉は違うのでしょうか。

ポインセチアといえば赤と言われるくらいなので、赤いポインセチアの花言葉は全体と同じものです。

また、ピンクの花言葉もありピンクのポインセチアの花言葉は「思いやり」「純潔」です。

白いポインセチアの花言葉は「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」です。

青いポインセチアは、白いポインセチアを染めたものです。特別な花言葉はないので全体の花言葉と同じと考えましょう。

サマーポインセチアの花言葉

サマーポインセチアはショウジョウソウの別名で、夏から秋にかけて花を咲かせる花です。花言葉は「祝福」「良い仲間」です。

ポインセチア・ウィンターローズの花言葉

バラのように華やかなポインセチア・ウィンターローズは、赤だけでなくピンクや白、班入りなどもあります。花言葉は一般的なものと同じと考えましょう。

ポインセチアの花について

ポインセチアといえば赤い花と思われている方も多いかと思いますが、あの赤い部分は花ではありません。下記ではポインセチアの名前の由来や花のしくみについてをご紹介します。

名前の意味

ポインセチアの名前は、アメリカの初代メキシコ公使J・R・ポインセットを意味しています。

メキシコの先住民はポインセチアの白い樹液を解毒剤として使い、赤い葉を染料として使っていました。

これを19世紀にポインセットが発見し、アメリカに持ち帰り品種改良して世界に広げました。

このことが素晴らしいということで、ポインセットの名前にちなみ「ポインセチア」という名前がつけられたそうです。

花びらはない?

ポインセチアの花は、雌しべと雄しべからできる花で花びらはありません。とても変わった花なのでよく観察してみてください。

花の部分

多くの方が赤い花だと思っている部分は苞で、その中心にある黄色いつぶつぶした部分が花です。

何個かの花が集まって咲いているので赤い花の雌しべや雄しべに見えると思いますが、あの中心部分が花なのです。

仲間の種類

ポインセチアには、白や赤、斑が入るものなどいろいろな種類があります。その中でもおすすめな「プリンセチア」についてご紹介します。

プリンセチアは、ピンクで可愛らしいポインセチアです。小ぶりで丈夫な品種なのでプレゼントにも最適です。プリンセチアの花言葉は「思いやり」です。