ポピー(ヒナゲシ)の花言葉|オレンジ、赤など色別や種類

ポピーは色とりどりな花を咲かせとても可愛らしいので、名所などもたくさんあり花が咲く時期に楽しんでいる方も多いと思います。

ポピーは色だけでなく咲き方が違う品種などもたくさんあります。そんなポピーの花言葉をご存じですか?

ここでは、ポピーの花言葉や由来などを詳しくご紹介します。

ポピー(ヒナゲシ)の花言葉は?

ポピーの花言葉「いたわり」「思いやり」「恋の予感」「陽気で優しい」です。

ポピー(ヒナゲシ)の花言葉の由来

ポピーの茎を傷つけると出る白い液には、鎮痛、鎮静作用があるといい薬用として使われています。このことが「いたわり」の花言葉の由来になったと言われています。

感謝

下記でも紹介しますが、赤いポピーの花言葉には「感謝」があります。この花言葉は、豊穣の女神デメテルのギリシャ神話から付けられたと言われています。

豊穣の女神デメテルは娘を冥界の王ハデスに奪われ、とても悲しみ眠ることもできませんでした。

眠りの神ヒュプノスは、そんなデメテルの悲しみが癒やされるようにポピーを渡し、ようやくデメテルは眠ることができたのです。

デメテルがヒュプノスに感謝していることから「感謝」が付けられたと言われています。

慰め

赤いポピーには「慰め」という花言葉も付けられています。

これも豊穣の女神デメテルのギリシャ神話から付けられ、デメテルが心を慰めるためにポピーの花を摘んでいたことが由来になったと言われています。

ポピー(ヒナゲシ)の花の色別の花言葉

ポピーは赤やオレンジ、白など色とりどりな花を咲かせます。花の色別の花言葉についてをご紹介します。

オレンジ

明るく元気な印象のオレンジのポピーだけの花言葉はありません。全体を指す花言葉と同じと考えましょう。

赤いポピーの花言葉は、上でも紹介したように「感謝」「慰め」です。

清楚な印象の白いポピーの花言葉は「眠り」「忘却」です。

ピンク

可愛らしいピンクのポピーだけの花言葉はありません。全体を指す花言葉と同じと考えましょう。

爽やかな印象の青いポピーの花言葉は「憩い」「恋の予感」です。

カリフォルニアポピーの花言葉

カリフォルニアポピーは黄色やオレンジの花を咲かせます。花はポピーに似ていますが、一般的なポピーがケシ科ケシ属なのに対しカリフォルニアポピーはケシ科ハナビシソウ属です。

カリフォルニアポピーの花言葉は「希望」「成功」「富」「願いを叶えて」などです。

ポピー(ヒナゲシ)の花について

ポピーは3月~5月の春から初夏にかけて花を咲かせます。茎が細く花びらが薄いので弱そうに見えますが、繁殖力は強く育てやすい植物です。

特徴

ポピーは、細長い茎の先にその茎には似合わないような大きさの花を咲かせます。

赤やピンク、オレンジや青など色とりどりな明るい花を咲かせ、一重咲きや八重咲きなど咲き方にもたくさんの種類があります。

種類

ポピーと言うのはケシ科のすべての植物を指す呼び名なので、とても多くの種類があります。

下記では多くある種類のうち「ヒナゲシ」「アイスランドポピー」「オリエンタルポピー」についてをご紹介します。

ヒナゲシ

ヒナゲシをポピーと呼んでいる方が多いですが、ヒナゲシの別名がポピーということではなく、ポピーは全体を指す呼び名です。

ヒナゲシは花が小さい特徴があります。ヒナゲシ独自の花言葉は「心の平静」「乙女らしさ」などです。

アイスランドポピー

アイスランドポピーは光沢がある大きな花を咲かせます。ポピーと呼ばれ出回るもののほとんどがこのアイスランドポピーです。花言葉は「七色の恋」などです。

オリエンタルポピー

オリエンタルポピーは鮮やかなとても大きな花を咲かせます。一般的なポピーのつぼみは開花するまでうなだれるように下を向いていますが、オリエンタルポピーのつぼみは上を向いています。花言葉は「夢想家」「妄想」「繁栄」などです。