【シオン(紫苑)の花言葉】英語や色別、怖い意味について

シオンの花は絶滅危惧種に指定されていて、流通量が少なく実際に見たことがある人は少ない植物です。

夏にすくすく伸びて人の背丈ほどの高さになり、秋になると花が咲きます。古い歴史を持つシオンの花言葉などについて説明します。

シオン(紫苑)の花言葉

シオンの花言葉には「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」「追想」などがあります。

遠くの人や過去に思いをはせるようなイメージがありますが、寂しさだけではなく相手を強く深く思うといった意味も込められています。

シオン(紫苑)の花言葉は怖い?

花言葉の由来となっている平安時代の書物「今昔物語」の中の一つに亡き母を思う兄弟の話があります。

兄は最初は毎日墓参りに行っていたものの仕事が忙しくなり、墓に忘れ草を植えて墓参りに行かなくなりました。

一方、弟は「シオン」を植えて毎日欠かさず墓参りに行きました。それを見ていた鬼が弟に予知能力を与えたという話です。

この物語にはいつまでも母を思うという気持ちが表現されています。

話の中に鬼が出てくるので怖いイメージを持たれるかと思いますが、シオンの花言葉が怖いということはありません。

シオン(紫苑)の花の色別の花言葉

シオンは色によって花言葉の意味が違います。贈り物などをするときに知っておくと便利です。

紫の花言葉は「ごきげんよう」「時の経つのを忘れて」などがあります。

遠くに行ってしまう人に贈ったり、離れていた恋人との再会などに贈ると思いが伝わります。

白の花言葉は「どこまでも清く」です。いつまでも清くあなたを思い続ける清純さを表しています。

シオン(紫苑)の英語の花言葉

  • Patience 忍耐
  • Daintiness 優美、繊細
  • Symbol of love 愛の象徴

シオン(紫苑)はいつの誕生日の花?

9月9日、9月28日、10月16日