シクラメンの花言葉「絆」の由来や紫、ピンク、青など色別も

冬に多くの花を咲かせるシクラメンは、地中海原産の球根植物です。

別名「豚の饅頭」や「カガリヒバナ」とも呼ばれ、室内用のシクラメンや、耐寒性があり庭で育てる事ができるガーデンシクラメンなど、品種を選ぶことで場所を問わず美しい姿を楽しむことができます。

有名な歌の題名にもなったシクラメンの花言葉をご紹介します。シクラメンをプレゼントするときのご参考にしてはいかがでしょうか。

シクラメンの花言葉は?

シクラメンの花言葉は「遠慮」「気後れ」「内気」「はにかみ」「絆」などです。

シクラメンの花びらは、花びらが真っすぐになっていたり、フリンジがついているもの、外周がギザギザになっているもの、波のような模様になっているものや、細い筋がシャワーのようにはいっているタイプのものなどさまざまです。

シクラメンの花言葉の一つ「絆」は、その由来がいろいろとあり、花がリレーのように咲いていく、もしくは花の色がどのようなものでもお互い調和しあうこと、また寒い冬に家族が集まる部屋によく置かれることなどが「絆」と言う花言葉を生んだと言われています。

贈り物におすすめ

シクラメンを贈るなら、ぜひ花言葉の意味を添えて贈ってみましょう。

おすすめをする理由は、シクラメンは先ほど花言葉の一つの「絆」でご紹介したように、リレーのように次から次へと花を咲かせるからです。

このように花が連続して咲いていくことで贈られた方のご家庭で花が咲くことが楽しみになり、話題にもなり、より一層家族の絆が生まれるかもしれません。ただし、お見舞いの場合は注意が必要です。

まず、シクラメンに限らず、花の鉢植えは「根付く」と言う意味合いでお見舞いに向いていません。

もう1つはシクラメンの語呂のイメージ「死」「苦」が病院では縁起が悪いと感じてしまう方がいるかもしれないからです。贈る相手のシチュエーションを考慮して贈りましょう。

シクラメンの花言葉の由来

シクラメンの花言葉の「遠慮」「気後れ」「内気」「はにかみ」は、シクラメンの花の咲き方が由来になっています。

シクラメンの花は、花びらが上を向いていますが、花の向きは下を向いています。

これは雨や花粉から守るためで、このように下を向いている花の姿が恥じらっているように見えたことから花言葉が誕生したようです。

シクラメンの花の色別の花言葉

シクラメンは全般的な花言葉のほかに色別にさまざまな花言葉があります。

紫のシクラメンの花言葉は「想いが響きあう」「絆」です。紫という花の色が、お互いを引き立てあい、調和することが由来していると言われています。

ピンク

ピンクのシクラメンの花言葉は「憧れ」「内気」です。ピンクの花の色が恥じらいで、ほほを染めているかのように見えることが由来していると言われています。

青のシクラメンの花言葉は「内気」「遠慮」です。下向きの花のイメージと、日本人に美徳とされている遠慮深いブルーが由来していると言われています。

赤のシクラメンの花言葉は「嫉妬」です。下を向きながらも上を向いている赤い花びらが、炎のようみ見えることが由来していると言われています。

白のシクラメンの花言葉は「清純」「気遣い」です。白のイメージの清廉潔白などが由来していると言われています。

水色

現在のところ、水色のシクラメンには特定の花言葉はありません。

シクラメンはいつの誕生花?

シクラメンは1月14日、12月7日、12月10日(白)の誕生花です。