リンドウ(竜胆)の花言葉は怖い?青や紫など色別や誕生花

秋に咲く花の代表的なものと言ってもいいリンドウ。リンドウの花を見ると、秋の到来を感じる人も多いかもしれません。

凛とした姿が印象的な秋の花、リンドウについて花言葉や敬老の日との関わり、種類や特徴について紹介します。

リンドウ(竜胆)の花言葉

リンドウに共通する花言葉は「勝利」「正義」「誠実」「悲しんでいるあなたを愛する」「寂しい愛情」です。

敬老の日との関係

9月の第3火曜日は、日本の祝日の一つである「敬老の日」に定められています。実は、この敬老の日に贈りたい花の一つがリンドウなのです。

リンドウが敬老の日のフラワーギフトの定番になっている理由は、リンドウの根が生薬として珍重されてきたということと、花色の紫が高貴な身分の人に用いられてきたことにあります。

リンドウは、敬老の日に敬愛するおじいさん、おばあさんへ健康祈願と尊敬の念を込めて、贈るのに最適の花でしょう。

リンドウ(竜胆)の花言葉は怖い?

リンドウの花言葉には、特別怖い意味の花言葉はありません。

ですが、「悲しんでいるあなたを愛する」「寂しい愛情」という花言葉が、少し寂しく、怖いような印象を与えるのかもしれません。

リンドウ(竜胆)の花言葉の由来

リンドウは根に高い薬効があるとして、生薬として昔から用いられてきた歴史があります。

古代エジプトにもその記録があり、ヨーロッパでもビールに混ぜるハーブや健胃薬として使われていたようです。

そこから病に打ち勝つというイメージが定着し、「勝利」「正義」「誠実」といった花言葉がつけられました。

また、「悲しんでいるあなたを愛する」「寂しい愛情」という花言葉は、リンドウが群生せずに単独で育つ特性が由来となっています。

白寿

リンドウには、「白寿」と名付けられた品種があります。

白寿とは99歳の長寿のお祝いのことで、漢字の「百」から「一」を引くと「白」になることが由来となっています。

「白寿」のリンドウは、白と紫が混じった色をしていますので、99歳の白寿のお祝いに贈ると喜ばれる花でしょう。

正義

薬効高いリンドウの根の特長が、「正義」という花言葉の由来の一つですが、他にもあるようです。

リンドウの花は、上を向いて咲きます。この凛として顔を上に向けて気高く咲く姿が、正義という花言葉の由来になったとも言われています。

リンドウ(竜胆)の花の色別の花言葉

リンドウの花の色は、青、紫、白などがあります。以下で、リンドウの花の色別の花言葉を紹介します。

青色の花のリンドウには「誠実」「正義」といったリンドウ全体の花言葉の他に、「悲しんでいるあなたに寄り添う」というものもあります。

これは、青色が涙を思わせる色をしているので、悲しんでいる人に寄り添う花と考えられたことが由来となっています。

紫色の花のリンドウには「誠実」「正義」といったリンドウ全体の花言葉の他に、「満ちた自信」や「高貴」という花言葉があります。

これは昔、紫色が身分の高い人に用いられた風習が由来です。聖徳太子の時代に制定された、位を表す色を定めた冠位十二階では、紫は最高位の色でした。

これらの紫色のイメージにより「満ちた自信」「高貴」という花言葉がつけられました。

白色のリンドウには「貞節」「的確」という花言葉があります。純白に輝く白いリンドウに、貞節という花言葉はぴったりです。

また、リンドウの花は日中に咲き夕方には閉じる開閉運動を繰り返す性質がありますが、昼間でも雨やどんよりした天気など、天候が良くない時には花を閉じてしまいます。そこから「的確」という花言葉がつけられました。

リンドウ(竜胆)はいつの誕生花?

リンドウは、9月16日の誕生花です。

「勝利」「正義」「誠実」といったすてきな花言葉を持つリンドウを、9月生まれの人に贈るのも喜ばれそうですね。

リンドウ(竜胆)の花について

日本人に古くから親しまれているリンドウの花について、以下で紹介します。

特徴

リンドウの花は、およそ直径2cmの釣り鐘型の花で、色は青、紫、白などがあります。ピンク色の花もあるようですが、日本では珍しいようです。

5枚から6枚の花びらを持ち、中には白い花びらに紫色の縦縞が入るタイプのものもあります。

種類

以下で、代表的なリンドウの種類を紹介します。

ササリンドウ

ササリンドウは、葉が笹のように尖っていることが特徴の、晩秋に咲くリンドウです。

背丈が高いので秋の切り花や、お茶室の床の間に生ける花としても重宝されます。

エゾリンドウ

近畿地方より北海道にかけて自生し、濃淡のある青紫色の花を咲かせるリンドウ。

花つきが良く、茎の先と葉の根本に花を咲かせるので見栄えがし、園芸店でも売られています。北海道のいくつかの自治体が、市町村花として制定しています。

オヤマリンドウ

湿った草地を好む、秋の湿原に咲くリンドウ。

エゾリンドウと似ていますが、エゾリンドウより背丈が小さく、花は茎の先端だけにつきます。