アレンジメントやブライダルブーケでもよく使われるイベリスは、気品あふれる可愛らしい花姿が魅力です。
そんなイベリスの花言葉を中心に由来や特徴について調べてみました。
花言葉を知っていると、花束などを贈る時やもらった時にまた違った発見があるかもしれません。
イベリスの花言葉
イベリスの花言葉は「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」などです。
イベリスの花言葉の由来
「心をひきつける」という花言葉は、太陽に向かって茎を曲げて花を咲かせるという特性から付けられました。
「初恋の思い出」「甘い誘惑」の花言葉は、花が持つ甘い香りと愛らしい姿にちなんでいます。
無関心
イベリスの英語の花言葉は「indifference(無関心)」です。
先ほど紹介した花言葉とはまるで真逆のような意味を持ちますが、「無関心」という花言葉も太陽に向かって花を咲かせるイベリスの花の様子が由来になり付けられました。
これは太陽以外、他のものには見向きもしないという意味が込められているそうです。
思いやり
イベリスには「思いやり」という花言葉もあり、これは小さな花びらと大きな花びらが組み合わされて咲く様子や、数種の花が寄り添って咲く様子から由来しています。
イベリス・ブライダルブーケの花言葉
イベリスには種類別の花言葉はないようで、全般の花言葉と同じ「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」などです。
イベリス・ブライダルブーケは、その名の通り結婚式で使われるブーケのように、純白の大きな花を株が見えなくなるくらいたくさん咲かせるのが特徴です。
イベリスはいつの誕生花?
3月15日、3月22日
イベリスの英語の花言葉
先述した通り、イベリスの英語の花言葉は「indifference(無関心)」です。
イベリスの花について
アブラナ科イベリス属のイベリスについて、以下でさらに詳しくご紹介します。
開花時期
開花時期は4月~6月です。
特徴
イベリスの草丈は20cm~40cmで、白が一般的ですがそれ以外に赤、ピンク、紫色の花色もあります。
花は小さな花びら2枚と大きな花びら2枚の計4枚の花びらで構成されています。
砂糖菓子のような白い花と甘い香りが特徴的で、キャンディタフト(砂糖菓子の房)という別名もあります。
種類
イベリスの品種は40種類ほどあると言われ、一年草と多年草の種があります。
ここでは2種類をご紹介します。
センペルヴィレンス
イベリスの中でも丈夫で育てやすいイベリス・センペルビレンスは多年草植物です。
育てやすく寒さにも強いので、冬でも葉を枯らすことはありません。白のほか、稀にピンクの花も咲かせます。
スノーサーファー
通常の宿根イベリスよりもひと回り大きな花を楽しめる品種で、濃い緑色の葉と白い花のコントラストが見事です。
ボリューム感と存在感もあり、見るものの心を奪います。