キキョウ(桔梗)の花言葉|怖い意味や由来、誕生花、色別も

キキョウはお供えの花としても使われますので、どうしても霊的なイメージを持ってしまう人もいるのではないでしょうか。

実際に、キキョウの花言葉には怖い意味があります。キキョウの花の色別の花言葉の違いや、どうして怖いと言われているのか由来もご紹介します。

キキョウ(桔梗)の花言葉

キキョウの花言葉は「誠実」「従順」「永遠の愛」「清楚」などがあります。

由来

キキョウの花言葉の由来は、花の形や色から来ています。

キキョウはきれいな星の形をしていて、青みがかった紫色や白は上品で清楚な印象を与えるため、「誠実」や「清楚」という花言葉があります。

「従順」や「永遠の愛」という花言葉の由来は、英名でキキョウを指す名前を持つ女性が「行方不明の恋人を生涯ひたすら待ち続け、亡くなった後も思いが残っていた」という西洋で伝わるお話や「戦いに行った夫を待ち続けた妻の姿」などが元になっているとされて、諸説あります。

季節

キキョウは6月から9月頃まで比較的長い期間花を咲かせる花です。

そのため、花が咲いている期間が長い事ことから花言葉が付けられた説もあります。ちなみに、キキョウの最盛期は6月と7月頃です。

キキョウ(桔梗)の花言葉は怖い?

花言葉には意味を考えると怖いものも多いですが、キキョウにも怖いと言われる花言葉があります。

前述でご紹介した「永遠の愛」の由来は、美談とも恐怖ともとれるお話ではないでしょうか。

従順に待ち続ける女性の姿を深い愛情を持っていると考える人もいますが、執着と捉える人もいます。

ただ、花言葉の由来だけが、キキョウの花言葉が怖いとされる理由ではありません。

悪いと言われる理由

キキョウは色別に違う花言葉が付けられています。その中に、明らかに悪い意味の言葉があるのです。

ピンク色のキキョウの花言葉は「薄幸」です。どうしたってポジティブな印象を与えない言葉なので、キキョウの花言葉の中では悪いと言われてしまいます。

薄いピンク色のキキョウははかなげな印象で可愛らしいですが、万が一贈り物をする場合には注意しましょう。

キキョウ(桔梗)はいつの誕生花?

キキョウは、8月2日、8月28日、9月1日の誕生花です。

キキョウの花の最盛期は6月と7月ですので、時期がずれていると思われる方もいると思いますが、旧暦で考えると大体6月7月に相当します。

キキョウ(桔梗)の色別の花言葉

"悪いと言われる理由"でもご紹介しましたが、キキョウは花の色によって違う意味の花言葉があります。

紫のキキョウは、「誠実」「変わらぬ愛」「永遠の愛」「気品」です。

青のキキョウの花言葉は「気品」「高貴」です。ただし、キキョウは青紫色をしているため、紫と青は同じ花言葉を持つという考え方もあります。

白いキキョウの花言葉は「従順」「清純」です。