さまざまな効能を持つミントは、薬としても古くから利用されています。
ミントというと、花よりもさわやかな香りがする葉を思い浮かべる人が多いかもしれません。
最近ではミントオイルとしても人気のミントの花言葉を中心に、意味や種類別の花言葉をご紹介します。
またミントの特徴についてもお伝えします。
ミントの花言葉
ミントの全般の花言葉は「美徳」「効能」です。
英語の花言葉も「virtue(美徳)」です。
ミントの花言葉の意味
「美徳」の意味は「道徳にかなった立派な行い」です。
ミントの美肌効果や殺菌・鎮静作用などが、人々が毎日健やかに過ごすために役立つことや、さわやかな香りで人々を癒してくれるということから由来しています。
また「効能」の花言葉も、安眠やリラックスなどさまざまな効能を持つことから付けられました。
かけがえのない時間
「かけがえのない時間」はアップルミントの花言葉だと言われています。
西洋では古くからミントをハーブとして利用してきたため、愛や誠実な思いの象徴のように大切にミントを扱ってきました。
こうした思いが「かけがえのない時間」という花言葉に込められているようです。
ミントの種類別の花言葉
ミントは種類が豊富な植物です。ここでは2種類の花言葉をご紹介します。
ペパーミント
ペパーミントの花言葉は、先ほど紹介した「美徳」のほかに、「真心」「永遠の爽快」「心の暖かさ」などがあります。
「セイヨウハッカ」や「コショウハッカ」とも呼ばれ、香りが強いのが特徴です。
強い香りがコショウを連想させることから名前が付いたと言われています。
アップルミント
先述した通り、アップルミントの花言葉は「かけがえのない時間」です。
フワフワとした葉が特徴のアップルミントは、青リンゴのような香りがするためその名が付けられました。
デザートの飾り付けなどでよく見かけるものの多くはこのアップルミントです。
ミントの葉っぱにも花言葉はある?
葉には特別な花言葉はないようですが、そもそもミントの花言葉は葉から由来しています。
葉の収穫期は4月~10月。花が咲く前に刈り取ったものは不純な味が少なくさわやかな香りが特徴です。
ミントの花について
ミントの開花時期は7月~9月で、この期間は特にミント特有のスッキリとしたさわやかな香りが強くなります。
特徴
ミントはシソ科ハッカ属の耐寒性多年草です。
ミントの花には、茎の節に花を咲かせるものと穂状に咲かせるものがあります。
種類
先述した通り、ミントにはペパーミント、アップルミント、スペアミント、パイナップルミントをはじめ多彩な種類があります。
花の色は白、赤、紫、ピンクなどで、小さな可愛らしい花はドライフラワーとしても楽しむことができます。