ハマナスの花言葉。誕生花や英語、白い花など種類や特徴も

浜辺を彩るかのように咲くハマナスは、北海道から東日本にかけて自生しているバラ科の花です。

ハマナスは香料などとして、また花が咲き終わったあとにできる実はローズヒップと呼ばれ、ジャムや果実酒として活躍します。

風の強い浜辺で咲く力強く、そして鮮やかな花で楽しませてくれるハマナスの花や花にまつわる花言葉などをお伝えします。

ハマナスの花言葉

ハマナスの花言葉は「悲しくそして美しく」「旅の楽しさ」「豊かな香り」「あなたの魅力にひかれます」などです。

花言葉の一つの「悲しく美しく」は、ハマナスの花が一日で散ることが由来していると言われています。

また、「旅の楽しさ」は、ハマナスが海岸などの風の強い過酷な環境でも美しく咲くことなどが由来していると言われています。

ハマナスはいつの誕生花?

ハマナスは7月5日と9月7日の誕生花です。

ハマナスの英語の花言葉

ハマナスを英語にすると「Romans rose」「Japanese rose」ですが、英語での特定の花言葉は現在はないようです。

ハマナスの花について

ハマナスの花は、日本が原種のバラ科バラ属の植物で、東アジアの温帯から冷帯で見ることができます。

初夏に花が咲き、香りが良く、一日で花が散り、やがてミニトマトほどの赤い実をつけます。

高さは1~1.5mほどで、枝には細かいトゲがあり、鮮やかな色の花が咲きます。

ハマナスは和名が浜茄子で、浜と言う字が入ってる通り、日本の海岸沿いに自生する花です。

特に北海道の多くの海岸沿いでは、時期になるとたくさんのハマナスが咲きほこる景色を楽しむことができます。

花や実は、香料やお茶、ジャムとして使われ、ハマナスの赤い実は「ローズヒップ」と呼ばれています。

中でもハマナスの実は食物繊維やミネラルが多く含まれていると言われていて、果実そのものを食べるよりも食べやすくジャムなどに加工される方が多いです。

クックパッドで「ハマナスの実のジャムの作り方」を見る

ハマナシとも呼ばれている

ハマナスは和名で浜茄子ですが、茄子は関係がなく「梨」のような実を付けえることから「ハマナシ(浜梨)」と言う名がつけられ、それが方言などの発音から「ハマナス」に変化したと言われています。

花の色

ハマナスの花の色は、赤やピンク、紅紫色が一般的ですが、品種によっては白い花の色も見ることができます。

品種としては、原種ハマナスが一重に濃いピンク色の、ヤエハマナスが八重にピンク色、シロバナハマナスが一重に白色、シロバナヤエハマナスが八重に白色、コハマナスが一重で白色にピンク色が入った花が咲きます。