【バラの花言葉】色別(赤・白・黒など)の意味や花束の本数

皆さんは、バラの花言葉をどれだけご存じでしょうか。最もポピュラーな赤バラに関してはなんとなくご存じの方も多いかと思いますが、実はバラは種類が多く花言葉もさまざまになります。

今回は、なかなか知る機会のないバラの種類と花言葉についてご紹介します。

バラの花言葉は?

一般的に、バラの花言葉と言えば「愛」を意味するイメージが強い方も多いかもしれません。

バラ全体の意味としては「愛」や「美」を象徴しており、主に大切な人への贈り物として人気の高い花です。

しかし、実はバラは「色」や「本数」によって愛とは真逆の怖い意味になることをご存じでしょうか。

まずは「色」ですが、バラにはさまざまな色の種類がありますが、下記のような色はプレゼントには向かないものです。

  • 黒赤色
    この色には「憎悪」「死ぬまで恨む」などの意味があります。
  • 赤に白斑
    この色には「戦争」「争い」などの意味があります。

また、「本数」で見ると下記の本数はプレゼントに向かないものです。

  • 15本
    「ごめんなさい」
  • 16本
    「移り変わる愛」
  • 17本
    「絶望的な愛」

知らないまま贈り物にしてしまうと、大変なことになってしまうかもしれませんので、気になるときは購入前に花屋さんに花言葉などを教えてもらいましょう。

本数別花言葉一覧

上記の他、バラには本数によりさまざまな花言葉を持っているのです。

以下ではプレゼントに向いているバラの本数「1本」「3本」「5本」「9本」「10本」「11本」「12本」「30本」「100本」「108本」の意味をご紹介します。

本数花言葉
1本一目ぼれ、あなたしかいない
3本愛しています、告白
5本あなたに出会えた心からの喜び
9本一緒にいてください、いつもあなたを思っています
10本あなたは全てが完璧
11本最愛
12本私と付き合ってください、日ごとに強まる愛
30本ご縁がありますように
100本100%の愛
108本結婚してください

色別の花言葉

バラにはさまざまな色の種類があり、色によって花言葉が変わると先述しましたが、下記では定番の赤色やその他の色が意味する花言葉をご紹介します。

赤いバラ

「あなたを愛しています」「情熱」「美貌」

好きな人や大切なパートナーへ送るのにふさわしい花言葉ですね。

白いバラ

「純潔・清純」「心からの尊敬」「私はあなたにふさわしい」

こちらは尊敬の意を含んだ花言葉なので、お世話になった方や親御様に送る色としてふさわしいですね。

オレンジのバラ

「無邪気」「信頼」「絆」

赤と黄色の中間色であるオレンジはポジティブを象徴している色なので、プレゼントとしては友人や家族に送るのが良い花です。

紫のバラ

「気品」「尊敬」「誇り」

紫は昔から地位や位の高い人に使われることが多かった色なので、プレゼントには上司や目上の人、尊敬する人などに贈ると喜ばれることでしょう。

黒いバラ

「決して滅びることのない愛」「永遠の愛」「あなたはあくまで私のもの」

色と花言葉を合わせると結構重い気持ちの印象になるので、贈り物に選ぶのであればメッセージなども添えると良いです。

青いバラ

「神の祝福」「不可能」

「不可能」と見るとあまり良い意味に見えないかもしれませんが、青いバラを作ることは「不可能」とされていた中で品種改良が進み、その不可能が実現されました。

このことから、現在では上記の花言葉に加え「夢がかなう」「奇跡」といった花言葉も付けられています。

ピンクのバラ

「上品」「愛の誓い」「感謝」

ピンクは「赤」と「白」を混ぜてできる色なので、花言葉としても良いところが組み合わされています。

大切な相手に贈ることはもちろん、「感謝」の意味も含んでいるので家族やお世話になった方、母の日にカーネーションの代わりとして贈る花としてもピッタリです。

緑のバラ

「穏やか」「希望を持ち得る」

緑というと自然を連想させる色なので「穏やか」のような気持ちを落ち着かせてくれるような花言葉になっています。

あまり市場では見かけることが少ない色であることと、意味としてもプレゼント向きではないので自宅に飾るなどが良いでしょう。

種類別の花言葉

バラには種類もたくさんあり、種類ごとに花言葉も変わってきます。

  • ダマスクローズ
    ボリュームがあり一見バラには見えない可愛らしい印象の種類です。花言葉は「質素」「自覚されない美」です。
  • コウシンバラ(庚申薔薇)
    こちらも色はさまざまですが通常のバラよりもボリュームがある種類です。花言葉は「優美」「何か常に新しいもの」です。
  • ヨークランカスターローズ
    白地にピンクの縞模様が入ったバラの種類。名前の由来は、中世イギリスのヨーク家とランカスター家を象徴しているようです。花言葉は「結婚」「戦争」「統合」です。

バラは種類が2万種以上あると言われており奥が深いので、興味がある方は調べてみるとよいかもしれません。

ラバグルト

公園や家庭のガーデンなどで育てられているバラの品種の中でも多いのが「ラバグルト」という種類です。

この品種は寒さや病気に強く、初心者でも育てやすい品種としてとても人気があります。

品種改良され色の種類も増えましたが、基本的には深紅のような赤のバラで、花言葉も「愛」を象徴しています。

薔薇の花言葉は英語でなんという?

西洋でのバラの花言葉ももちろんあります。こちらも、色や種類によりさまざまあります。


  • 「I love you(あなたを愛してます)」

  • 「too young for love(恋をするには若すぎる)」

  • 「love at first sight(一目惚れ)」

このように、日本語で表すよりロマンチックに、そしておしゃれに見えますよね。

大切な人へプレゼントする際には、あえて英語表記にしてみるとより一層伝えたい言葉がすてきに伝わるかもしれません。