トルコキキョウ|花言葉「永遠の愛」や誕生花、本数など

花束やブーケによく使われる人気の高い花の一つが、トルコキキョウです。このトルコキキョウには、いろいろと興味深い花言葉があります。

花の色も豊富な品種なので、色別の花言葉なども詳しく紹介します。

花言葉を知っていると、花束などを贈る時やもらった時に、また違った発見があるかもしれません。

トルコキキョウの花言葉は?

フラワーショップで必ずと言っていいほど目にするトルコキキョウ。

とても花持ちが良く、花束はもちろん、ブーケやフラワーアレンジメントなどにも多く用いられる大変人気のある花です。

トルコキキョウには「優美」や「すがすがしい美しさ」などという花言葉があります。

トルコキキョウの花言葉の意味

トルコキキョウには、「優美」「すがすがしい美しさ」といった花言葉があります。

「優美」という花言葉は、トルコキキョウの気品ある優雅で美しい花姿からつけられたようです。

トルコキキョウは大変品種が多く、花の咲き方が一重、二重のものから、まるでバラのようにも見える豪華な八重咲きのものもあります。

ただ華やかで豪華なだけではなく、どことなく気品があり、清楚な佇まいがあるのがトルコキキョウの特徴。そこから、「優美」という花言葉が生まれたのでしょう。

また、「すがすがしい美しさ」という花言葉は、フリルのように見える花びらがとても可憐な印象なので、そこから生まれたとも考えられています。

永遠の愛

トルコキキョウには、贈って思いを伝えられ、もらって嬉しい花言葉があります。それは「永遠の愛」。

キキョウの花には、恋人を一生の間待ち続けた、というラブストーリーがあり、その物語がこの「永遠の愛」という花言葉の由来になったと言われています。

ブライダルフラワーとしてはもちろん、恋人たちや信頼しあうカップルの間でとても人気が高いというのも頷けますね。

感謝

可憐な薄い花びらがそっと重なり合う様子が、慎みのある美しさをたたえるトルコキキョウですが、この花には「感謝」という花言葉もあります。

いつもお世話になっている人や、かけがえのない人に、いつもは言えない感謝の気持ちをトルコキキョウに託して伝えてみてはいかがでしょうか。

トルコキキョウはいつの誕生花?

トルコキキョウは、8月18日の誕生花です。

5月から8月にかけて色とりどりの花を咲かすトルコキキョウは、その爽やかな花姿で、暑い気候でも見る人を和ませてくれるでしょう。

トルコキキョウの本数によって花言葉は違う?

花言葉は、例えばバラのように本数によって意味が違ってくることがありますが、トルコキキョウの場合は、本数によって意味が違うことはないようです。

トルコキキョウの花の色別の花言葉

トルコキキョウは、大変多くのカラーバリエーションを持つ花です。その色によって、花言葉が違ってくるので紹介します。

白色のトルコキキョウの花言葉は「永遠の愛」「思いやり」「清々しい美しさ」です。

清らかな白と、可憐な花びらから湧くイメージ通りといったところでしょうか。特にブライダルフラワーとして、高い人気を誇る花色です。

ピンク

ピンク色のトルコキキョウの花言葉は「優美」です。

女性にとても人気のある品種で、フリルのような花びらが優美なことから、バラと並んで「花の女王」とも呼ばれています。

気品ある紫色のトルコキキョウの花言葉は「希望」です。ビビッドな濃い紫色からは、前向きな強い生命力を感じます。

青色のトルコキキョウには「あなたを思う」という花言葉があります。

青色には、海や空といった大自然のイメージとともに、心を落ち着かせてリラックスできる効果もあると言われています。心静かに、穏やかな気持ちで相手を思うことができそうですね。

緑色のトルコキキョウには「良い語らい」という花言葉があります。

トルコキキョウの花の形は、ふんわりしたスカートのように広がっています。そこから人が口を広げているところを連想させ、また緑色のトルコキキョウがあると花束がより華やかになることから、この花言葉がつけられました。

トルコキキョウについて

トルコキキョウは、キキョウとついていますが、リンドウ科の花で、原産地はアメリカです。

1930年頃に日本に入ってきましたが、戦後の日本で品種改良が活発に進み、その品種はなんと300種を超えるそうです。

現在市場に出回っているトルコキキョウのほとんどは、日本で改良された品種と言われています。

名前の由来

アメリカ原産なのに、どうしてトルコという地名がついているのかと思うかもしれませんが、これには諸説あり、花姿がトルコの人のターバンに似ているからという説や、トルコの人が多く入信しているイスラム教のモスクと似ているから、という説などがあるようですが、はっきりとは理由はわからないようです。

また、リンドウ科なのにキキョウと名前がついているのは、スラっとした茎とラッパ型の花の形といった、見た目が少しキキョウと似ているからとも言われています。

トルコギキョウとの違い

トルコキキョウとトルコギキョウの品種の違いはなく、同じ植物です。

洋名である「ユーストマ」の和名を調べると、トルコギキョウと出てきますが、これが濁らない場合トルコキキョウとなります。

リシアンサスとの違い

トルコキキョウとリシアンサスの品種の違いはなく、同じ植物です。

トルコキキョウの洋名はユーストマですが、このユーストマには別名があり、その別名がリシアンサスです。

よって、トルコキキョウもリシアンサスもユーストマも、同じ植物ということになります。

ラナンキュラスとの違い

トルコキキョウはリンドウ科ですが、ラナンキュラスはキンポウゲ科に属しますので、トルコキキョウとは違う品種です。

また、ラナンキュラスは球根、トルコキキョウは種からと、育ちかたも違います。

どちらも華やかでかわいらしい花を咲かせますが、特につぼみの形が違っています。トルコキキョウのつぼみは紡錘形、ラナンキュラスのつぼみは団子型です。

茎の太さも違い、トルコキキョウは細くて硬めで、ラナンキュラスは太くてやや柔らかめといった違いがあります。