オニユリの花言葉と誕生花。怖い意味や由来、特徴について

大輪の花を咲かせ、その存在感で見る人を魅了するオニユリ。そんなオニユリの花言葉は、実は意外と知られていないかもしれません。

ここでは、オニユリの花言葉やいつの誕生花なのかについてご紹介しますので、どうぞ最後までご覧ください。

オニユリの花言葉

オニユリの花言葉は「華麗」「愉快」「陽気」「誇り」そして「賢者」です。

オニユリの花言葉は怖い?

オニユリの花言葉には、怖さを連想させるものはありませんでした。

おそらく「オニ」という言葉が名前に入っているので、怖いイメージがあるのではないでしょうか。

オニユリという名前は、その花姿が赤鬼に似ているのが由来であると言われています。

意味

オニユリの花言葉の意味について、それぞれご説明します。

華麗

オニユリがうつむくように咲く様子があでやかで美しいことと、また花びらにある褐色の斑点から華やかで派手な雰囲気を感じることから、この花言葉が付けられました。

愉快・陽気

オニユリの花びらの鮮やかなオレンジ色から、明るい印象を受けることが由来です。

誇り

オニユリは、野生では2mもの草丈になることが由来です。

賢者

オニユリが他の植物とは違って、種子ではなくムカゴと呼ばれる塊で繁殖することから、この花言葉が付けられました。

サクユリの花言葉

サクユリとは、ヤマユリの亜種で、伊豆半島から伊豆諸島に自生している日本固有のユリです。

サクユリの花言葉は残念ながら存在しませんが、サクユリの仲間であるヤマユリの花言葉は「荘厳」「威厳」「飾らぬ美」「飾らない愛」「人生の楽しみ」「純潔」です。

ユリ(ル・レーブ)の花言葉

ル・レーブとは、1975年にヤマユリ・カノコユリなどの原種を交配してアメリカで誕生した品種です。

ル・レーブの花言葉は「貴重な人」「希少」です。

オニユリはいつの誕生花?

オニユリは、8月30日、9月1日、10月4日の誕生花です。

オニユリの花について

ユリといえば白い花を想像する方も多いと思いますが、オニユリの花びらは鮮やかなオレンジ色で褐色の斑点があり、独特の美しさがある花です。

特徴

オニユリは、オレンジ色の花びらが反り返り、褐色の斑点があるのが特徴です。

また、オニユリは種子を作らず、茎や葉の付け根にできる養分の塊「ムカゴ」で繁殖することも大きな特徴です。

葉の特徴

オニユリの葉は、茎から互い違いに生えており、柄がないのが特徴です。葉の付け根には「ムカゴ」ができます。

種類

オニユリにはいくつか種類があり、それぞれの特徴があります。種類によって大きさや花の色に違いがありますので、詳しくご紹介します。

コオニユリ

オニユリより一回り小さく、草原や湿地に自生します。オニユリと同属ですが、ムカゴを作らず種子で繁殖します。

オウゴンオニユリ

オニユリの変種で、対馬のみの固有種です。花びらは黄色く、赤い斑点があるのが特徴です。